忍者ブログ

お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

雨の袂

ティラノスクリプト製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子高校生が、図書委員になるという内容です。
彼は、幼馴染の妹と一緒に委員会の活動をすることになります。

主人公には、2人の幼馴染がいました。しかし、別々の高校に進学した後、会わなくなりました。
彼自身の意思で決めたことですが、過去にとらわれている描写があり、複雑な気分になる場面がありました。

だからこそ、メインキャラクター2人の関係性には特殊性を感じました。
ラストは、彼らの未来に繋がる終わり方であったように思いました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

拍手[0回]

PR

終わりから

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

主人公が、人生の終わりを迎えるという内容です。
文章では、彼の内面が描写されています。

作中では、多くのことは語られません。
ただ、幸せな人生を送ったのだろうなと思えるものでした。

また、触れられていませんが、主人公に残された側は、今後どのようにして生きていくのだろうかとも考えました。
一応、そのような立場になった方々を生で何度も見てきたので、どのようになるかは知ってはいます。人によっても異なりますが、本当に守るべき個人情報なのでここでは明かせません。
ただ、大学生時代、学生の誰かが飲酒運転による事故を起こしたことが原因で、飲酒運転による交通事故に巻き込まれて子どもを失ってしまった方のドキュメンタリー番組を見せられたことがあります。悲惨で不快な内容だったため講義室から逃げ出したくなりましたが、我慢しました。そのような類の番組を見たことがある方なら、想像がつくと思います。

物語ではなく現実の場合、将来的にはどのようになるだろうかと気になるような作品でした。

製作者の方のサイトはこちらです。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。(DL版もあります)

拍手[0回]

夕焼け空の下

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・
選択肢あり・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

少年が、自分のことを幽霊だと言うお姉さんに出会うという内容です。
タイトル通り、彼らは夕焼け空の下で会話をします。

ヒロインがミステリアスで、惹かれるところがありました。
最初は何を考えているのかわからなくて不思議な存在でしたが、彼女のことを詳しく知ると、思想に納得できるところがありました。

また、主人公の少年も、彼なりの良さがありました。
他の人ではなく、この2人だからこそ関係が築けるのだろうなと思える物語でした。

製作者の方のサイトはこちらです。

拍手[0回]

あわれは知らない子

15歳以上推奨・一部性的表現あり・吉里吉里製・ノベル・
現代日本もの・中編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

田舎に住む高校生で幼馴染でもある男女2人が、1人の少女と出会うという内容です。
周回プレイをすることによって、真相に辿り着きます。

1周目は、主人公の幼馴染がメインのルートで、高校卒業後の進路がテーマとなっています。
主人公も幼馴染もはっきりとした将来のビジョンを持っていて、好感が持てました。それ故にすれ違いが起こることもありますが、話し合いにより問題を解決しようとするところが素晴らしいと感じました。

2周目は、田舎にやって来た少女がメインのルートとなっています。
彼女は、大抵の人は経験しない過酷な生活を送ってきました。それがきっかけで、とある行動を起こそうとします。
どのようなことになるか先が見えなくて不安になる場面もありましたが、幸せになって欲しいと願いたくなるストーリーでした。

どちらのルートも、主人公が現実をきちんと受け止めた上で自分が何をすべきか考え、実行に移すところが好きだと思いました。女の子ですが、正義のヒーローのようで格好良かったです。

製作者の方のサイトはこちらです。

拍手[0回]

少女の時空皆既日食

ティラノスクリプト製・ノベル・現代ファンタジー・短編・
選択肢あり・難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

皆既日食の時期に1人の少年の前に、不思議な女の子が現れるという内容です。
この2人の他に、主人公の幼馴染2人がメインキャラクターとして登場します。

選択肢は全部で3か所あります。
どれが正しいものなのか判断が難しいものもあり、何度かやり直すことによって、トゥルーエンドに辿り着きました。

主人公と幼馴染は、とある事情により過去に罪悪感を抱えています。そのような中、女の子は主人公に関わり、手助けをしようとします。
少し後押しするだけではあるものの、登場人物の心情を前向きに変えようとすることができるため、このようなことが起きたとしたら奇跡的だと思いました。

また、それぞれのキャラクターの名前はテーマに合わせて付けられているようで、そこが面白いと感じました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

拍手[0回]

Page:
Top:
お気に入りと自由帳

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
4 7 8
9 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

リンク

カテゴリー

最新コメント

最新記事

プロフィール

HN:
須戸
性別:
女性
自己紹介:
現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

アクセス解析

Designed by 0x85ab.