15禁・残酷表現あり・性的表現あり・ティラノビルダー製・ノベル・
現代日本もの・中編・選択肢あり・難易度低め・ED3種類(真ED1種類)
母親から殺されそうになった少女が、通りすがりの男女に助けられるという内容です。
3人は、キャンピングカーで一緒に旅をすることになります。
境遇が原因で、主人公には知らないことがたくさんあります。彼女が旅を通して経験を重ね、新たな物事を覚えていく過程に魅力がありました。
それまでに母親にされてきた行為は酷いと思いましたが、作中では「かわいそう」とか「『本当の家族』とはそういうものではない」とかいった表現は使われず、「家族」という存在は自分を殺そうとしてくることが本人にとっては「普通」の生活となっている場合もあると、伝えてくれているところに好感が持てました。
また、男女2人も、とある事情を抱えています。事情が明らかになるか、主人公と関わることでどのような変化が起こるかは、ルート次第で変わります。
最初に予想していた結末に近かったものはノーマルエンドでした。しかし、読み終わった後に1番すっきりとしたものはトゥルーエンドです。
どちらにしても、メインキャラクター3人が、お互いの人生に影響を与え合っている点が印象深かったです。
制作者の方のサイトは
こちらです。
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