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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

デスゲームは始まらない

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・
難易度普通・ED10種類(真ED1種類)

内容はタイトルの通りです。
気付くと見知らぬ場所にいた主人公は、デスゲームの司会者だと名乗る存在に話しかけられます。

デスゲームを題材にしていますが、基本的にはコメディです。
司会者の反応や選択肢で出てくる言葉、イラストによる演出など、面白い要素が多くありました。
いずれかのエンディングに辿り着いた後、直前の分岐に戻ることができ、サクサク進められた点にも好感が持てました。

トゥルーエンドにあたるルートは、他のルートよりもボリュームがあります。
他のルートで出てきた、本筋には関係がなさそうに見えたシーンと繋がっていて、意外性がありました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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マッチDEデート

15歳以上推奨・残酷表現あり・RPGツクールMZ製・ADV・現代日本もの・
短編・難易度やや高め・ED3種類(真ED1種類)・ゲームオーバーあり

青年が、マッチングアプリで知り合った女性とデートをするという内容です。
一部、追いかけられる要素があります。

基本的には、選択肢を選ぶことによってストーリーが進みます。
選択肢を見ただけではどれが正しいものなのか予想が付かなかったため、ノーマルエンドを何度か見ました。
ゲーム内で出てくるヒントが参考になったことと、追いかけられる要素は易しめだったことにより、トゥルーエンドに辿り着くことができました。

選択肢を間違えた場合でも、その後に出てくる会話のほとんどは明るくて、面白かったです。
一方で、トゥルーエンドに繋がるルートには、恐怖を感じさせる描写がありました。
説明書などの注意書きにもありましたが、マッチングアプリはルールを守って正しい目的で使った方が良いと思いました。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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サマーチューリング

15禁・ティラノスクリプト製・ノベル・女性向け・SF・
短編・選択肢あり・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

女子大学生が、「アンドロイドが人間に恋をするか」という実験の対象に選ばれるという内容です。
彼女には恋人がいますが、実験に協力することになります。

作中では、「恋愛感情を持つ」と設定されたプログラムは、本当に「恋愛」と呼べるのかという問いが出てきます。
あくまでも私の主観ですが、人と恋愛関係になったアンドロイドが人を喜ばせるような反応をしても、作り物だと知っている状態だと虚しくなると思います。そのため、登場人物たちの場合は実験を通してどのような思考をし、どのような答えに辿り着くのかという過程が気になり、興味深く読めました。

また、恋人のいる主人公が実験に参加した理由は、とあるルートで明かされます。
納得できるもので、彼女でなければならなかったのだと感じました。3つあるエンディングのうち、1番好みのエンドでした。

文章、イラストともに、近未来的な世界観を楽しめる作品でした。

製作者の方のサイトはこちらです。

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真夏のかくれんぼ

12歳以上推奨・RPGツクールMV製・ホラーADV・現代日本もの・
短編・難易度普通・ED4種類(真ED2種類)

友達と肝試しをすることになった女子中学生が、ある屋敷について、調べることになるという内容です。
屋敷には、過去に殺人事件が起きたという噂があります。

登場人物が誰もいない建物に勝手に入るという場面はゲームではよくありますが、実際に行うと不法侵入となります。それが、序盤で指摘されていて、面白かったです。
他にも、主人公が良心を持っていることがうかがえる描写が多く、好感が持てました。

エンディングは、説明書に載っているヒントを参考にしながら回収しました。
過去の事件について知ることのできる情報は、主人公とプレイヤーでは差異があり、真相を知っているのと知らないのとではどちらが得なのだろうかと考えました。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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以下ネタバレ

命短し口説けよ黒幕

BL要素あり・ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・
短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

複数人と交際しているホストが、浮気の慰謝料として1000万円を請求されるという内容です。
彼は、1000万円がもらえる可能性があるという、デスゲームに参加することになります。

ゲームの目的は、デスゲームの黒幕を口説くことによって生き残ることです。
主人公ならではの方法で、意外性がありました。
選択肢は3ヵ所ありますが、どれもわかりやすかったです。

登場人物の生死は関わるものの、コメディで明るい雰囲気がありました。
デスゲームのルールは気にしなくてもストーリーを進めることはできて、面白かったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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