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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

A Girl In The Box

12歳以上推奨・百合要素あり・ノベル・現代日本もの・
短編・選択肢なし・ED1種類

性格の異なる少女2人が出会い、仲良くなるという内容です。
主人公の安希(あき)、もう1人の少女の七瀬(ななせ)の両方に共感できる部分があって、感想を書きたいと思いました。
全てではありませんが、少々ネタバレを含みます。

安希には、家庭で禁止されている事項がたくさんあります。そのため、駄菓子屋にも行ったことがありません。
しかし、七瀬に誘われて初めて行くことができるようになります。初めて経験する嬉しい気持ちを教えてくれた七瀬に対して、安希が好感を持つことに納得しました。

七瀬は、いわゆる不良というタイプの少女です。彼女は安希に対して、自分によって悪い影響まで受けてしまうのではないかという心配を抱きます。
安希には本来の良さがあるからこそ、その長所を失って欲しくないという気持ちに、非常に共感しました。実際、危うい場面もあり、悪い影響を与えてしまうくらいなら深くは関わり過ぎない方が良いと考える気持ちが、理解できました。

結末は語れませんが、物語ならではだと感じました。

この作品は、「ふりーむ!」でプレイできます。

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めもりり

ren'py製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子中学生が夏休みに、神社を訪れるという内容です。
彼はそこで、1人の少女と出会います。

ヒロインは、第一印象はきつめでしたが、ストーリーを進めることによって、天真爛漫で可愛いという印象になりました。
主人公は、少女のために、とある重大な選択を迫られます。彼にとって、それまでしたことのない決断だったため、責任を持つことは大変で、頑張ったのだろうなと感じました。

立ち絵やスチルが綺麗でした。

製作者の方のサイトはこちらです。

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夕夏プールサイド

12歳以上推奨・BL要素あり・一部ホラー要素あり・RPGツクールMV製・
ADV・現代学園もの・短編・難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

男子高校生2人が、プールの整備をするという内容です。
画面をクリックする、またはエンターキーを押すことによって、文字を読み進めるタイプの作品です。

選択肢が1か所あり、そこでルート分岐します。
そのタイミングでセーブができるようになっていたので、エンディングを回収しやすかったです。

この作品は、ヤンデレがテーマとなっています。
悲しい内容でもありますが、それ故の綺麗さも感じることのできる物語でした。

製作者の方のサイトはこちらです。

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吹き溜まりの彼女

15歳以上推奨・性的表現あり・一部残酷表現あり・ノベル・
現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

就活中の男子大学生が、昔仲良くしていた女の子と再会するという内容です。
しかし彼女は、とある事情を抱えていました。

メインキャラクターは2人とも、重い悩みを抱えています。
彼らが再会してから起こる出来事には悲しいものがありました。ただ、お互いにお互いを求め合いたかったのだろうなと考えました。

読み終わった後、タイトル画面の変化が現れるところが好きだと思いました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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隠さなきゃ

15禁・一部残酷描写あり・ティラノビルダー製・ノベル・
現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度普通・ED18種類(真ED1種類)

女の子が、母親に見つからないように学校のテストを隠そうとするという内容です。
条件を満たすことによって選択肢が増え、主人公が隠そうとするものも増えます。

異なる部分も多々あるにはあるのですが、序盤から、この主人公は自分かと思いました。
母親との関係も近いところがありますし、年を重ねることによって隠すものがどんどん増えていくところが同じでした。

隠したり、(どうしても自分にとって都合の良い明かし方になってしまうのですが、)時々部分的に明らかにしたりしているからわかるのですが、今の私の状態は、隠すことによって得られる楽しみを知った状態です。
そして結局、まだ隠しているものはあるから、覚えていること限定だとしても自分の経験や現状を全部まとめた場合、誰であっても、噓じゃないのだろうかと疑うようなものになる気がします。それはあり得ないと思われる方もいるかもしれませんが、少なくとも、(そもそも、私自身がどこかで記憶違いをしているのではないのだろうかというものがあったり、信じられないというような出来事が起こったりしているので、)私の場合はそうです。

だから、この作品にはリアリティを感じました。
また、読み終わった後にタイトル画面の意味がわかり、印象的でした。今のところは(ネタバレになるので具体的には書けないものの)主人公のような展開にはなっていませんが、近付く可能性はもしかしたらあるかもしれないので、気を付けなければいけないと考えました。

製作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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