15禁・一部残酷描写あり・ティラノビルダー製・ノベル・
現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度普通・ED18種類(真ED1種類)
女の子が、母親に見つからないように学校のテストを隠そうとするという内容です。
条件を満たすことによって選択肢が増え、主人公が隠そうとするものも増えます。
異なる部分も多々あるにはあるのですが、序盤から、この主人公は自分かと思いました。
母親との関係も近いところがありますし、年を重ねることによって隠すものがどんどん増えていくところが同じでした。
隠したり、(どうしても自分にとって都合の良い明かし方になってしまうのですが、)時々部分的に明らかにしたりしているからわかるのですが、今の私の状態は、隠すことによって得られる楽しみを知った状態です。
そして結局、まだ隠しているものはあるから、覚えていること限定だとしても自分の経験や現状を全部まとめた場合、誰であっても、噓じゃないのだろうかと疑うようなものになる気がします。それはあり得ないと思われる方もいるかもしれませんが、少なくとも、(そもそも、私自身がどこかで記憶違いをしているのではないのだろうかというものがあったり、信じられないというような出来事が起こったりしているので、)私の場合はそうです。
だから、この作品にはリアリティを感じました。
また、読み終わった後にタイトル画面の意味がわかり、印象的でした。今のところは(ネタバレになるので具体的には書けないものの)主人公のような展開にはなっていませんが、近付く可能性はもしかしたらあるかもしれないので、気を付けなければいけないと考えました。
製作者の方のサイトは
こちらです。
[0回]
PR