もしかしたら、このブログで矛盾したことを書いたことがあるかもしれません。また、これから書くかもしれません。
今回の記事は、それが見つかった時の言い訳のためのものです。
私の好きな作品にいくつか、「辛くても現実を生きるか、現実を生きることを放棄して楽しい世界にいるか」ということを主人公が選択するものがあります。今までブログに感想を書いたものだと、クレしんの映画やホラーADVの盲愛玩具などです。
この選択が出てくる物語は好きなのですが、どちらが正しいかという問いに対して、はっきりとした答えは持っていません。
そのため、そのような作品に触れた場合、基本的には、主人公が選んだ方が正しいと考えます。
内容を知っている人にしか分からない話になりますが、高校の国語の授業で中島敦の「山月記」を習いました。その頃は丁度クレしん映画を見た影響で、「李徴の考えは間違っている。諦めるのは良くない」といったことを感想文に書いていました。しかし、それから数年間いろいろな作品に触れて、日常でもいろいろなことを体験して、虎として生きるのも悪くはないのかもしれないと思うようになりました。
考えが変わったというよりは、考えがまとまらなくなってしまいました。
一応の結論として言いたいことは、主人公が現実を生きることを選択した作品の感想を書いた後に、正反対のタイプの作品の感想を書くことがあっり、その逆があったりしても気になさらないでくださいということです。
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