フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
やや残酷な表現あり・吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類
「桜の樹の下には死体が埋まっている!」という、ある物語の一文が題材になっている作品です。
こういうことを書くと怒られるかもしれませんが、私は春になったからといって桜を見に行こうとは思わない人間です。面倒だと考えてしまいますし、人が大勢いる場所が苦手だからです。
そして、お花見スポットまで行かなくても、向かいの家や自宅から歩いて5分くらいの場所にある小学校の塀の上などで、毎日見えるので慣れました。
木に咲く花であれば、祖母の家で咲く椿が1番好きです。理由は、蜜が美味しかったからです。
このような私ですが、この作品に出てくる桜は興味深かったです。
正確に書くとすれば、桜そのものというよりは、桜に関わった人達にですが。
どのくらい興味深かったかというと、プレイ後すぐに元ネタの小説を読んだくらいです。そして、向かいの家に桜があることが不思議だと思うようになりました。
この物語には、現実では起こりえないようなことが起こります。
しかし、情景描写が分かりやすくて、立ち絵がなくても状況を想像して楽しむことができました。序盤から出てくる「ピンク色の髪」をした少女だけは3次元の姿だと想像が難しかったのですが。
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2017年8月28日追記……現在は公開停止されているようです。