フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
12禁・WOLF RPGエディター製・ホラーADV・現代日本もの・
中編・難易度普通・ED複数(真ED1種類)
このゲーム内の日時が6月6日なので、それに近い時期に感想を書こうと思いました。
主人公の少年が、都市伝説になっている「モノクロ電車」に乗ってしまうという内容です。
全体的に雰囲気が好きなゲームです。
まず、タイトル画面に線路の絵が出てきます。それが動いていて、電車が動いているみたいで面白かったです。
次に本編を始めて感じたのは、探索系のアドベンチャーとしてはキャラが大きくて新鮮だということです。そして、グラフィックが可愛かったです。
序盤はキャラの台詞の意味があまり分かりませんでした。しかし、ゲームを進めると段々と理解できるようになり、終盤には感動的だと思うようになりました。
登場した全てのキャラが重要な役割を持っていた点が好きです。
電車の怖いところも良いところもゲーム内で表現されている作品でした。
最終的には、電車って良いなと思いました。
制作者の方のサイトはこちらです。
2021年8月14日追記……現在はサイトはリンク切れです。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。
このゲームには、デッドエンドと呼ばれるゲームオーバーになるエンディングがあります。レパートリーがいくつかあり、予想できる場面でも気になって見てみようと思いました。
それでも、1番好きなのはグッドエンドです。あらすじを見た時点で気付く人は気付くようなエンディングですが、私は全く気付いていませんでした。とあるキャラの台詞がこのゲームを象徴していて、伏線の回収の仕方に驚きました。
グッドエンド後のエンディングが流れた後に出てくる絵が印象的で、主人公がこうなって良かったと感じました。