残酷描写あり・RPGツクールMV製・ADV・洋風・短編・難易度低め・ED1種類
孤児院が舞台となっている物語です。
そこにいる子どもたちは、「外に出てはいけない」と言われています。
作中では、悲しい出来事が起こります。
タイトルに「愚行」という言葉が含まれていることや、製作者の方の他の作品に「皆を愛したサンタ・マリーア」があることから、予想はついたのですが、それでも切なかったです。
愚行自体は善意によるものであり、そこが特に辛いところだと感じました。
探索中に出てくる、「誰かの追憶」というものを集めることによって、物語の背景が見えてきます。
それぞれの記憶が登場人物のうちの誰のものかを把握できるようになると、感情移入しやすくなりました。
このゲームはストーリーの進行度によって、操作できるキャラクターが変わります。オブジェクトを調べたときの反応がそれぞれ異なり、楽しめました。
また、時折出てくる一枚絵が印象的でした。
製作者の方のサイトは
こちらです。
この物語では、「残酷な真実を、優しい嘘で隠すことって悪いこと?」と問われる場面があります。
最後までプレイした上で私個人としては、真実を知ったときにより悲しくなるから、そのような嘘はつかない方が良いのではないかと考えました。
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