吉里吉里製・ノベル・やや女性向け・SF・長編・
選択肢なし・ED1種類
女性アイドルの2人組が、どこかわからない場所に迷い込むという内容です。そこでは妖精が出てくるなどの、日常ではあり得ないようなことが起こります。
最後まで読んだ結果一般向けカテゴリーにするか迷いましたが、紹介文に「やや女性向け」と書かれているので、とりあえず女性向けカテゴリーとさせていただきます。
前半は、主人公2人のうちどちらの視点のルートを読むかを選ぶことによって、物語が始まります。
どちらのルートも、波乱万丈な出来事が起こりながらもアイドルという職業について焦点が当てられていて、登場人物たちの成長を感じました。特に、仕事に対してやる気を持てていなかった、十和子というキャラクターの心情の変化の仕方が好きです。
また、一方のルートだけでは状況がわからなかった場面が、もう一方のルートを見ると理解できた点が嬉しかったです。
両方のルートを読むと、後半の物語が読めるようになります。ここからの展開が、想像の範疇を超えていました。
壮大な展開(今までに私が触れたことのある作品の中では1番かもしれません)で、驚きの連続でした。何よりも、大規模な物語でありながらきちんと終結したことに、凄さを感じました。
製作者の方のサイトは
こちらです。
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