ティラノスクリプト製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢あり・
難易度低め・ED2種類(真ED1種類)
気付けば城にいた勇者が、カエルの姿をした王子に案内されながら、魔法使いに捕らわれている姫を救い出そうとするという内容です。
童話の「眠り姫(いばら姫)」が元となっています。タイトルはフランス語だそうです。
基本的には、画面内にあるイラストをクリックすると勇者と王子が会話をするシーンと、姫と魔法使いの関係性を知ることができる回想シーンで構成されています。
前者と後者では魔法使いの印象が異なり、これが最終的にはどのように繋がるのかが気になりました。
シリアスな描写もあるものの、勇者と王子のほのぼのとした会話や、可愛いイラストに癒されました。
立場上、姫は生まれる前から、王子と結婚しなければならないと決まっていました。
彼女の、本音を隠した建前上の台詞から、生き方を選ぶことができないことの大変さを感じました。
作品紹介ページを見たときは、王子と結婚する予定だった姫が勇者と結ばれることになるという展開を予想していました。しかし、想定していなかったものだったため、驚きました。
エンディングはバッドエンドとハッピーエンドですが、どちらの場合でも登場人物にとってはハッピーエンドなのではないかなと思いました。
製作者の方のサイトは
こちらです。
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