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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ミライカガミ

WOLF RPGエディター製・ADV・現代ファンタジー・短編・
難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

女子高校生2人が、10年後の自分を見ることができるというおまじないを試してみるという内容です。
おまじないは本当だったものの、10年後の未来では、大変な事件が起こります。

基本的には作中でヒントが出てくるので、探索がしやすかったです。
1か所のみミニゲームがありますが、詰まる可能性は低いと思います。

現在と未来を行ったり来たりしながら謎を解明するという、少し特殊なミステリーとして楽しめました。
また、メインキャラクターのそれぞれに魅力がありました。その中でも特に、親友のことを大切にしていて、彼女のために幸せな未来を作ろうと努力する主人公に好感が持てました。

オープニングとエンディングで映像が流れる点や、一枚絵が多かった点も面白かったです。

製作者の方、皐月の夢様のサイトはこちらです。攻略のヒントも載っています。

2022年10月17日追記……フリー版は公開停止されました。製品版をリリース予定とのことです。

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桜のまにまに

ティラノビルダー製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢あり・
難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

男子中学生が卒業式に、お世話になった先輩に挨拶をしようとするという内容です。
彼は先輩の居場所を知らないため、探すことにします。

選択肢は、主人公の行き先を決めるというものです。
ヒントがないので正解はわかりませんでした。しかし、総当たりで必ずエンディングを回収できるため、問題はありませんでした。

ネタバレになってしまうため触れることはできませんが、どのエンディングでも、先輩の行動は主人公の記憶に強く残るだろうなと感じました。
また、トゥルーエンドの主人公が格好良いと感じました。

イラストも印象的でした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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ハッピーホワイトデー!

RPGツクールVX Ace製・RPG・ファンタジー・短編・難易度やや低め・ED1種類

マスコットの男の子が、バレンタインデーのお返しとして配るためのチョコレートを選んでもらうよう、幼馴染の女の子に頼むという内容です。
しかし、2人はお菓子の国に迷い込んでしまいます。

キャラクターが、敵も含めて皆可愛かったです。
お菓子がモチーフとなっているマップデザインも、眺めていて面白かったです。

主人公は男の子ですが、幼馴染の女の子が秘めている想いがわかりやすくて、彼女がメインであるようにも感じました。
2人の会話や、ほのぼのとしたストーリーなど、安心して楽しめました。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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僕たちは春に別れる

15歳以上推奨・性的表現あり・BL要素あり・ティラノビルダー製・ノベル・
現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類・ボイスあり

男子高校生2人が、卒業式に別れることを前提として、1ヶ月付き合うという内容です。
1人が片想いしていた相手から告白される場面から、物語が始まります。

恥ずかしくなる場面もありましたが、結末が気になり一気に読み進めました。
2人の考え方は異なるものの、どちらも相手のことを想っていることは確かであり、否定はできないような気がしました。
双方が相手を必要としているが故にお互いが悩みながらも関係を持つという、珍しいタイプの作品であるように感じました。

キャラクターの髪型が状況によって変化したり、少し特殊な画面演出があった点も楽しめました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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後ろ向きへ帰る場所

WOLF RPGエディター製・ADV・現代ファンタジー・短編・
難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

男子中学生が、行方不明になった幼馴染を探すという内容です。
彼はそのために、思い出のある日に帰れると噂されているバスに乗ることになります。

背景やスチル、食べ物のグラフィックなどのこだわりが伝わってきて面白かったです。
また、全体的に、ノスタルジーを感じることができました。

ゲーム内容は、クラスメイトから手掛かりとなる情報を集めることによって、バスの行き先を決めるというものです。
作中の一部でも触れられますが、田舎の学校では、人間関係に関する噂や本人の知られたくない秘密がすぐに広まります(実際、ほとんど接点のない人が私に弟がいることを知っていたり、誰にも尋ねなくてもクラスメイトの家庭環境に関する情報が勝手に入ってきたりしました。加えて保護者間にもネットワークがあるため親から、「この人とは関わってはいけない」とか、「この人が受験に失敗した」とかいった話をされました)。

そのような状況で私がとってきた方法は、なるべく人と関わらないようにするというものでした。また、小学生の頃はしてきましたがそれ以降からはずっと、「仲良くなった人を家族に会わせる」という行為ができません。

一方、主人公の場合は、誰からどのような情報をもらっても偏見を持たずに積極的に皆と接することができ、秘密を広めたりはしないため、好感が持てました。
だからこそ、周りも協力してくれるのだろうなと考えました。

バスの行き先では、様々な人物の良かった思い出や、彼らにその後起こった出来事が語られます。
皆それぞれ異なるものの、人生というものについて考えるきっかけとなり、感情移入しやすかったです。

トゥルーエンドは、一応のハッピーエンドではあります。しかし、それを含めてどのエンディングでも必ず、救われない人が出てきます。
切なさがありましたが、世の中の現実が描写されていて、印象に残りました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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