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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

漆黒映画館

あいはらせと、紫銀・ナンバーナイン・全3巻

映画館で、不思議な出来事が起こる物語が上映されるという内容の漫画です。
紹介される物語は、ホラーが多めですが、ほっこりするようなものもあります。
電子書籍でのみ、読むことが可能です。

この作品は、「漆黒映画館 -black Cinema-」というタイトルのノベルも「ふりーむ!」で公開されています。また、YouTubeで動画も公開されています。
ただ、自分の好みはコミック版だったため、漫画・コミックカテゴリーで記事を書くことにしました。

都市伝説のような物語を、いろいろと楽しむことができました。
変わったアイテムが登場人物に影響を与える話がいくつかあり、「週刊ストーリーランド」というテレビ番組を彷彿とさせました。

特に好きな物語は、第2巻に収録されている「選択できない女」です。
実生活で、「ノベルゲームに出てくるような選択肢が現実にもあったら良いな」と思ったことが何度もあります。本当にあった場合どうなるのかが語られて、フィクションとリアルの違いを実感しました。
また、ラストでの主人公の意見に同意しました。

ホラーとしては、第1巻の「じゃんけんおじさん」、第3巻の「落とし物」が好みでした。
前者は、同じ言葉で検索をすると出てくる話とは違う展開だった点が面白かったです。
後者は、学校にある怪談という王道ものとしての怖さがありました。

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親愛なる彼女の痕跡

15歳以上推奨・性的表現あり・ノベル・現代日本もの・中編・
選択肢なし・ED1種類+α・ボイスあり

男子高校生が、一目惚れをした女の子、水原と同じクラスになるという内容です。
彼は水原に告白し、恋人同士になります。

容姿がきっかけで好意を持ちほとんど話したことがない相手に「中身が好き」だと告白したり、恋人同士になれたら内心で「俺の水原」と表現したりするところが、主人公の性格を強調しているように感じました。
結果として、主人公は付き合い始めた後に、彼にとって都合の悪い、彼女の過去を知ることになります。
人をフィルターを通した目で見ることによって、本当のその人を理解できなくなってしまう可能性について、考えさせられました。また、好きな相手であっても受け入れられない部分がある場合、どのような選択をしていくのか気になりました。
ラストは、予想していなかったものでした。

好きなキャラクターは水原の親友、西崎です。
親友のことを大切に想っているからこそ、恋愛を応援しながらも葛藤する描写が印象に残りました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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その恋は絶対叶わない

BL要素あり・ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

女の子が、幼馴染の男の子の恋愛を応援するという内容です。
男の子の好きな相手は、女の子の兄です。

当事者ではなく、第三者から見たBLがテーマで、ノベルとしては新鮮でした。
幼馴染のことが大切だからこそ、成功しないことが予想できても彼には傷付いて欲しくないと葛藤する、主人公に惹かれました。
ラストで改めて、タイトルの意味を実感しました。

時々動く立ち絵や、プレイ後に変化するタイトル画面が可愛かったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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思い出のマーニー

アニメ映画・現代ファンタジー

心の病気を抱えた少女・杏奈が、療養のために田舎を訪れるという内容です。
彼女はそこで、マーニーという名の少女と出会い、様々なことを経験します。

この映画は、スタジオジブリ作品です。
以前、朝の情報番組で、ジブリ映画の演出の仕方が紹介される特集を見たことがあります。
うろ覚えではあるものの、主人公が走って転ぶ場面などで、その特集を思い出しました。

マーニーの正体が判明するまでは、何が起こっているのかわからない部分がいくつかありました。
しかし、真相を知ると、杏奈とマーニーは、会うべくして会ったのだろうなと考えました。
前半と後半を比較することで、杏奈が成長し、精神的な強さを得られたように思えたところに、好感が持てました。

この作品は、海外の小説をアレンジしたものだそうです。
原作は舞台が日本ではないとのことなので、比較してみたら面白いかもしれないと感じました。

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デスクトップのクーロン

RPGツクールMV製・ADV・現代ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類

パソコンのデスクトップの前に、少年の姿をしたキャラクターが現れるという内容です。
彼と一緒に、3つの世界(ステージ)を旅することになります。

各ステージにはパズルミニゲームがあり、クリアするとストーリーが進行します。
体感としては、最初のステージがやや難しめ、残りの2つは簡単でした。
1度クリアしたパズルは何度でも再挑戦できて、嬉しかったです。

画面の右下には、現実と同じ日付と時刻が表示され、すごいと思いました。
昼と夜で画面に少し変化があり、面白かったです。

ストーリーは、メインキャラクターであるクーロンの優しさを感じるものでした。
また、全体的にデザインが可愛かった点や、アニメーションが多かった点も楽しめました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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