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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

こころさがし

RPGツクールMZ製・ADV・現代ファンタジー・短編・
難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

知らない場所で目覚めた主人公が、そこの住人たちと交流することで、「こころ」というものを理解しようとするという内容です。
エンディングのうちの1つは、細かく分けると5つのパターンがあります。

探索をすればするほど新しい情報を得られる点や、アイテムを使ったときなどの会話のパターンが多い点が面白かったです。
エンディング回収は、製作者の方のサイトに載っているヒントも参考にしました。

住人たちは、感情がキャラクター化された存在です(この説明の意味がわからない場合は、ゲームをプレイしていただきたいです)。
交流を通すことによって、明るい気分になれるような感情も、マイナスイメージのある感情も、生きていくためには大切なのだと考えるようになりました。

グラフィックは可愛いところにも、好感が持てました。
個人的には、「悲しみ」を表す「サディ」というキャラクターに癒されました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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夏の日々とアヤカシの町

RPGツクールMV製・ADV・現代ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

アヤカシが見える少年が、引っ越しでとある町に住むことになるという内容です。
彼はそこで、同じようにアヤカシが見える少女と出会います。

謎解き要素がありますが、問題は易しめです。
ヒントも多く、詰まるポイントはありませんでした。

会話にギャグが多くて、心が軽くなるようなものでした。
そのような中で、メイン2人の仲が進展したり、彼らの手助けによってアヤカシの町で起こる問題が解決したりしていく過程に、好感が持てました。

登場したアヤカシたちは、親しみやすそうなキャラクターでした。
グラフィックも可愛かったです。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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水清ければ

RPGツクールMV製・ホラーADV・現代日本もの・短編・難易度普通・
ED2種類(真ED1種類)・ゲームオーバーあり

女子大学生が、とある日本屋敷に閉じ込められるという内容です。
一部、追いかけられる要素があります。

主人公は、共に屋敷に閉じ込められた刑事と行動することになります。
探索時、彼女ができないことは刑事にしてもらうと進められるという点が、面白かったです。

エンディングが分岐するポイントは、わかりやすかったです。
しかし、バッドエンドに繋がると思っていたルートが、トゥルーエンドに繋がるルートでした。

このゲームで最も語りたいところは、屋敷の秘密です。けれども、明かすことはできません。
強いて書くとすれば、愛について問われるものだったような気がしました。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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敵わないねっ、お兄ちゃん!!

15歳以上推奨・BL要素あり・一部残酷表現あり・一部性的表現あり・LiveMaker製・
ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度やや低め・ED4種類(真ED1種類)

高校生の兄が、大好きな弟に構ってもらおうとするという内容です。
残酷表現・性的表現は軽めです。

最初は、兄が弟に執着しているように感じました。
しかし、ストーリーを進めていくと、弟も兄に対して愛情を持っていることがわかります。少し怖い部分はあったものの、ツンデレな対応が可愛かったです。

立ち絵の表情の変化が多くて楽しめました。
また、ハッピーエンドを迎えた後に出てくる要素も、面白かったです。

製作者の方のサイトはこちらです。

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オトナのなりかた!

12歳以上推奨・性的表現あり・Suika2製・ノベル・現代日本もの・
短編・選択肢なし・ED1種類・ボイスあり

男子大学生が、幼馴染の姉妹と共に日々を過ごすという内容です。
主人公と妹は、姉に内緒で、とあることをします。

フルボイスで、主人公は会話と心の声の区別が付きやすいようになっていました。
姉妹の声は立ち絵と違和感がなくて、読みやすかったです。

タイトルにある通り、この物語では、「オトナ」になる方法について語られます。主に、性的な意味でです。
性描写のある作品は、苦手な方も存在します(ついでに書くと、私はリアルでは、性的な話は苦手な人だというイメージを持たれています。本当は内容やTPOによりますが、面倒なので訂正はしません)。
だから、「性的なことを受け入れられる=オトナになる」だとは思っていません。
けれども、このようなことを知っていくことがオトナへの一歩であるという考え方も、否定はできません。
「オトナとは何か?」という問いを突き付けられた、コメディ作品でした。

製作者の方のサイト、「赤月天文部」はこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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