15歳以上推奨・一部残酷表現あり・ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・
短編・選択肢あり・難易度低め・ED3種類(真ED1種類)
3年前に恋人を亡くした、花屋の青年が主人公の物語です。
彼は、彼女の家族から、墓参りに誘われます。
選択肢は2周目以降から選べるようになるものがあり、トゥルーエンドは最後に見るという理想的な順番でプレイすることができました。
画面内にある花のイラストをクリックすることで主人公が花束を作る場面が、2か所あります。
エンディングには影響しないものの、作中で読めるエピソードが変わるため、全て確認したくなりました。
花屋の業務や花束の作り方の描写が詳しく、製作者の方は実際にしたことがあるのだろうかと考えました。
特に、お祝い事と弔い事の両方に関わることになるという視点を主人公の境遇と重ねると、接客時にいろいろと頭に浮かぶことが予想できて、辛いこともあるだろうと思いました。大切な人がいるということは別れを避けられないということでもあり、別れた後はどうしていくかという問いに対する答えの1つを見せられたような気がしました。
トゥルーエンドの終盤に出てくる文章が、特に好きだと思いました。
タイトル画面やスチルにアニメーション演出があり、すごいと感じました。
この作品は、
「ノベルゲームコレクション」で公開されています。
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