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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

みえない日常

15歳以上推奨・残酷表現あり・性的表現あり・WOLF RPGエディター製・ホラーノベル・
現代日本もの・短編・選択肢なし・真ED1種類

内容はタイトルの通りです。
製作者の方の他の作品と関連がありますが、単体でもプレイできます。

この作品は、周回プレイが前提となっています。
ストーリーの進行度によって変化するタイトル画面に、インパクトがありました。

私たちが日常生活を送る際、少ししか自分と接点を持たない人もいます。
けれども、その人にはその人なりの人生があり、場合によっては些細なことでも影響を受けたり与えたりする可能性があるという、気付きのある物語でした。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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真白と不純

15禁・BL要素あり・性的表現あり・ティラノスクリプト製・ノベル・
現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類

ピン芸人をしている男性が、ライブの企画で漫才師の先輩とネタをすることになるという内容です。
彼らはライブが終わった後も、交流を続けます。

立ち絵はシルエットですが、文章表現が豊かで、入り込みやすかったです。
先輩のことを「好きになった人間はだいたい『この人を好きになる自分はセンスがある』と思ってしまう」と説明することでファンの存在を感じさせたり、ラジオのエピソードトークを「丁寧に調理をして客の前に出す」と例えたりするなど、様々な言葉が浮かぶ製作者の方はすごいと思いました。

メイン2人には、それぞれに特異な部分があります。
そのため、ストーリーには基本的に、仄暗い雰囲気が漂っています。しかし、彼らのありのままの姿が肯定される場面があると安心できました。

作中では概要しか語られませんでしたが、2人のネタが面白そうで、見てみたいと感じました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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白無垢の決意

ティラノスクリプト製・ノベル・和風・短編・選択肢なし・ED1種類

明治時代の日本で結婚した女性と、彼女の弟、および彼女の夫にまつわる物語です。
作中では、4通の手紙が出てきます。

手紙の中身から、メイン3人はそれぞれ相手に対する思いやりを持っていることが推察できました。
それでも、本人の望み通りの展開にはならないことが予想され、切なさを感じました。
ただ、最後の手紙では、「このような考え方もあるのか」という、驚きもありました。

おまけでは、本編にはなかった場面にも触れられていて、登場人物に対するイメージが少し変わりました。
また、雰囲気に合ったイラストも素敵でした。

製作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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星の降る丘

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度低め・
ED2種類(真ED1種類)

男子高校生が転校先で出会った少女と、交流を深めるという内容です。
愛知県名古屋市千種区(ちくさく)星ヶ丘が舞台となっています。

千種区とは、ゴリラのシャバーニが話題となった東山動植物園がある場所らしいです。
そして、この作品が公開されたのは2005年です。
2005年当時は東山動植物園もフリーゲームも存在自体を知らなかったので、このようなノベルがあったことに驚きました。
作中では、東山動植物園以外にもいくつか、気になるスポットが紹介されていました。

塩対応なヒロインに、めげずに関わろうとする主人公が面白かったです。
ヒロインの言動が変化していく様子や、「星ヶ丘」という地名と関連するストーリーも楽しめました。

製作者の方のサイトはこちらです。
作品自体は、「Vector」で公開されています。

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黒豹のとある非日常

12歳以上推奨・一部残酷描写あり・RPGツクールMV製・ADV・
現代日本もの・短編・難易度普通・ED1種類

とある取引のため宿を訪れた男性2人が、殺人事件に巻き込まれるという内容です。
前半は情報を集める捜査パート、後半は犯人を当てる推理パートです。

捜査パートでの探索は、調べると反応がある場所が光って表示されるので、わかりやすかったです。
推理パートは選択肢がいくつかありますが、間違えてもすぐにやり直しができるため、安心できました。

ストーリーの序盤から、真相に繋がるヒントがあったところが面白いと感じました。
また、主人公が犯人を探す明確な理由があった点が好みでした。

製作者の方のサイトはこちらです。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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