フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
RPGツクールXP製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類
「マジックドール」と呼ばれる人形を操作して戦うという内容です。ロボットものといったらイメージしやすいかもしれません。
この作品は2作で続き物となっていますが、単体でも内容は大体分かると思います。
このゲームで特筆したい点は、戦闘システムです。重要な戦闘では、勝つと相手のマジックドールが持っているパーツの一部をもらえます。
欲しいパーツを貰うためにはどのような戦い方をすれば良いか、考えながらプレイするのが楽しかったです。
また、ゲームの説明書に、「ホビーものの子供向けアニメを意識」したと書かれていました。その説明通り、わかりやすくて燃える展開でした。
ところどころ子供向けアニメで出てくるような台詞があったところも良かったです。
制作者の方のサイトはこちらです。
ゲーム自体は、「Vector」で公開されています。
アニメ・現代日本もの・コメディ・全13話
10月14日は鉄道の日らしいです。なので、鉄道に関連する作品について書きます。
大江戸線にあるとされる架空の地下鉄を舞台とし、その電車に乗った客の悩みを擬人化された駅が解決するという内容です。
前半では、大江戸線にある各駅やその周辺にあるスポットについて、「豆知識」が紹介されていました。登場人物が楽しそうに説明していて背景もリアルで、実際に行って見てみたいと思いました。
また、「悩みを解決する」というコンセプトも興味深かったです。舞台となっている電車が女性専用車輌だったり、悩みが解決されるまで降りられないという条件があったりしたことは気になりました。
しかし、悩みを解決するために駅が「こうするべき」という結論を言って強制的に客にさせる事がなく、どうすれば良いか最終的には客が判断するという点に好感が持てました。心理学で「バイスティックの7原則」というものがありますが、これは7原則のうちの「自己決定の原則」にあたるのだろうと思いました。
当時はちょうど心理学を勉強していた時期で、そのような立場から見ても面白かったです。
1番好きな話は第10話「大江戸線にほえろ!」です。アクションが題材になっていたこともあり、動きが多かったです。そして、地下鉄である「ミラクル☆トレイン」が地下鉄としては想像できないところを走ります。かなりインパクトがありました。