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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ショコラいろのセレナーデ

RPGツクールVX Ace製・RPG・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

女の子がバレンタインのために、「願いの欠片」と呼ばれるものを集めるという内容です。
一般向けですが、人によっては百合と感じるような表現があります。

パーティメンバーは始めからスキルをいくつか覚えていて、戦闘は楽でした。
ダンジョンを探索していると、ボスの弱点が書かれたヒントを見つけられる点も便利でした。

このゲームの特に好きなところは、メイン2人の仲の良さです。
イベントシーンでの会話が微笑ましかったです。また、回想シーンを見て、この2人が出会えて良かったと感じました。

作中にいくつかスチルが出てくる点も楽しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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月葬ノージア

12歳以上推奨・RPGツクールVX Ace RTP製・RPG・ファンタジー・短編・
難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

メイドが王子様の玉の輿に乗ろうとするという内容です。
好感度などによってエンディングが分岐します。

戦闘は易しめで、気楽にプレイできました。
また、戦闘をしなくても見られるルートがあり、エンディング回収がしやすかったです。

前半はコメディ要素が強く、登場人物たちのほのぼのとした会話を楽しめました。
後半からは真剣な話になり、タイトル通りのゲームだったということを実感しました。
トゥルーエンドでの、主人公の台詞が印象的でした。

条件を満たすことによって見られるCGがいくつかあります。どれも可愛いくて素敵でした。
おまけのCGモードにヒントが書かれていたことが嬉しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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幽霊相談室

吉里吉里製・ノベル・ミステリー・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度やや高め・
ED4種類(真ED1種類)

ある少女が幽霊に、彼が殺された原因を教えて欲しいと頼まれるという内容です。
選択肢の他に、キーボードで言葉を入力する要素があります。

1週目は答えが全くわからず、どうしようかと思いました。
しかし、何回か文章を読むことで、正解が見えてきました。自力でクリアできると、すっきりとした気分になれました。

文章を読んで問題に答える場合、必ず文章中に答えがあるということを過去に習いました。そして、実際今まではその通りでした。けれども、このゲームの場合はそれが当てはまらない部分があり、特殊でした。とはいっても、トゥルーエンドを迎えた後に追加された機能を使用しながら読み返すと、それまで気付かなかったヒントがたくさんありました。

始めに持っていたいくつかの思い込みが間違いだったとわかったり、作中で意図的に隠されている背景を想像することを楽しめたりと、頭の体操になった気がします。
後から気づいたことですが、登場人物の1人が幽霊という点もヒントとなっていて、この作品独自の特徴が多かったように感じました。

この作品には、特殊な人間関係がいくつか出てきます。
けれども、それ自体は否定されるべきではないように思います。

関連作である、「変調・幽霊相談室」もおすすめです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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ぼくというモノ

15禁・残酷描写あり・NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

公園にいる「ぼく」が、「さえ」という少女と出会うという内容です。
「さえ」は「ぼく」と、毎日のように遊んでくれます。

主人公の「ぼく」がどのような存在であるか、一言で表せる単語を私は知りません。
しかし、本編を読むことで何者なのかすぐに理解できます。
その丁寧な文章に惹かれながら読み進めました。

ストーリーが進むことで、2人の関係に変化が現れます。
どちらも感情にも納得できる部分があったため、すれ違いが起こると切なさを感じました。

後半にショッキングなスチルはありますが、印象的なものでもありました。

以前プレイした、同じ製作者の方の作品は、ギャグがメインのものでした。
それに対しこの作品はシリアス要素が強めで、かなりギャップがありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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あばれブンロク~The Game Warriors~

WOLF RPGエディター製・RPG・近未来・短編・難易度普通・ED1種類

男子生徒が2009年から、ゲームソフトの所持が禁止された2030年の日本にタイムスリップするという内容です。
作中に登場する地名も、実在する場所となっています。

コメディタッチでありながらも、規制というものについて考えさせられる内容でした。
規制をしている側の人物達の対応を見ていると、このような未来にはなって欲しくないと感じました。

これに対して主人公は、出会った仲間と共に立ち向かおうとします。
やり過ぎだと思う場面はいくつかありましたが、確固たる意思を持ち行動していたため、嫌いにはなれませんでした。
このゲームをプレイして思ったことは、きまりごとに捉われずに、何が正しくて何が間違っているのか、自分自身できちんと考えて判断することが必要だということです。

また、アイテムや装備品などには、元ネタがあります。
説明を読んでいると、全体的に製作者の方の好きなものがモチーフとなっていることがよく伝わってきました。

ちなみに、続編にあたる「ゲームウォーリアーズアゲイン~大都会を撃て~」も公開されています。こちらはエンディングが3種類あります。
同じようなテンションの作品で、こちらも楽しめました(どちらのゲームも、単独でプレイしても問題ありません)。

この作品は、「ふりーむ」で公開されています。

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