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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ライフ・アートリー

一部残酷描写あり・ノベル・現代学園もの・短編・
選択肢あり・難易度低め・ED3種類

感情に乏しい女子高生の日常生活に、ある日変化が訪れるという内容です。「鏡」がキーワードとなっています。
2週目以降から選択肢が増えます。

まず、主人公の設定に興味を持ちました。
境遇などは全く異なるのですが、学校での様子は、昔の自分に重なる部分がありました。作中で起こることに対する彼女の気持ちの変動に、共感できました。

次に、2週目から現れるルートにはまりました。
新しく登場する人物が魅力的でした。外見もですが、中身がどこまでもイケメンでした。主人公と関わってくれたことに感謝したいレベルでした。

この作品には、TRUE ENDの他に、LAST ENDというものがあります。
このLAST ENDでは、生きていく上で大切なことが書かれていて、心に留めておきたいと思いました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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アイするキミの居場所

15歳以上推奨・LiveMaker製・乙女ゲー・現代学園もの・中編・
難易度普通・ED5種類・攻略対象1人

高校3年生の男女の恋愛模様が描かれている作品です。ヤンデレがテーマとなっています。
プレイされる前には、注意点をよく読んでください。

序盤から、カップルのラブラブな会話が繰り広げられます。
その後2人の関係性が明かされるのですが、思いもしなかったもので驚きました。けれども振り返ってみると、立ち絵の表情などにヒントがあり、納得しました。

このゲームは、周回プレイをすることによって物語の全容を知ることができます。
一部のエンドを見ただけでは攻略対象がヤンデレとなった経緯など不明な点はあったのですが、プレイを重ねていくうちに推測できるようになりました。

ただ、次に何が起こるかという展開はほとんど読めず、緊張感がありました。
主人公を手に入れるためにはどのようなことでもする攻略対象は策士だと感じました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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14歳、明日の時間割

鈴木るりか・小学館・2018年

中学2年生の登場人物をメインとして、様々な人間模様が書かれた連作短編集です。
章ごとに、主人公となる人物が変わります。

ストーリーは、まさに青春といったものでした。
登場人物の多くはそれぞれに悩みを抱えていて、精一杯日々を過ごしています。中には身近に感じるものもありました。
そこに解決策等を示してくれる中原君というキーパーソンがいるのですが、彼の言動が格好良かったです。ちなみに、フリーゲームで例えると「スターズ☆ピース」の辻占君が近いかなと思います。

そして、このブログだからこそおすすめしたいものがあります。それは、最終章です。
最終章のテーマは、「小説を書くことが好きな人は、何故小説を書くのか」といったものです。このお話は、つい「何故フリーゲームを作るのか」に置き換えながら読んでしまいました。ほんの少しとはいえ私自身も一応作ったことがあるため、ラストに出てくる文章が心に響きました。

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桜ノ叙事詩

ティラノビルダー製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

男子高校生が恋人に電話をかけると、過去に繋がるという内容です。
相手は、彼が憧れていた英雄を名乗ります。

この物語には、架空の歴史が登場します。
フィクションとはいえ、歴史上の人物が未来を知っていたらどう行動するのだろうかと気になり、一気に読み進めました。そして、「過去」と「現在」の繋がりというものについて考えさせられました。

最初は、電話の相手が別人だとすぐ主人公が気付いたことに対して、なぜ?と思いました。
この答えがラストで明かされて、すっきりしました。

この作品は、「ふりーむ」で公開されています。

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ヤジルシサマ

WOLF RPGエディター製・ホラーADV・現代学園もの・短編・
難易度高め・ED2種類(真ED1種類)

女子中学生3人が、こっくりさんに似た遊びである「矢印様」をするという内容です。作中の季節は夏です。
一部、ゲームオーバーや追いかけられる要素があります。

プロローグに出てくるアニメーションや、重要なイベントが起こったときの演出が、雰囲気があって怖かったです。

アイテムのある場所や使用方法には、迷うことが結構ありました。そのため、バッドエンドを何度か見ました。
1回目のプレイでトゥルーエンドを迎えられる方はすごいです。

バッドエンドもホラーらしくて好きですが、トゥルーエンドを見た方が、気持ちよく終われると思います。

この作品は、「ふりーむ」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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