フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
小説・直木三十五
人間の恋愛に関わるロボットが描写されている作品です。
展開自体は、今では珍しくはないかもしれません。けれども、こういった内容の作品が結構前からあったことを知って、面白いと思いました。
物語は、人間の夫婦の会話から始まります。それがどろどろとしていて、衝撃的でした。
そして、夫婦の恋愛にロボットが関わることで大変なことが起こります。フィクションなのでこの作品を楽しむことはできましたが、実際には似たようなことはあって欲しくないと思いました。
ただ、終盤まで読むと、ロボットにも少しは人間らしい部分があるように感じました。
ちなみに、「青空文庫」というサイトでこの小説を読むことができます。