BL要素あり・吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・
長編・選択肢なし・ED1種類・ボイスあり
バーで働いている青年が、客の1人と仲良くなるという内容です。
第1章と第2章で、語り手が変わります。
製作者の方の他の作品にも共通しますが、シナリオ、背景を含むイラスト全て、動画演出、BGMなどを1人で担当されています。この作品に関してはボイスは他の方も参加されています(他の作品では、製作者の方が1人で主要人物全員を演じています)が、メインキャラクター2人のボイスは製作者の方によるものなので、相変わらずすごいと感じました。
スチルやアニメーションも多く、飽きさせないような工夫が凝らされていました。
この物語のメインとなる2人は、性格も雰囲気も正反対のタイプです。
だからこそ、お互いに対して自分に持っていない魅力を感じ、惹かれ合うのだろうと思いました。
第2章の語り手による心情描写や彼の過去には、いくつかは共感できる部分がありました。
恋愛ものですがタイトルから察せられるように、2人の関係には危うさがあります。
けれども、夢中になった時点で、相手がどのような行動をしても関係を維持するという選択肢しか思い浮かばない状況であったように感じました。また、片方にとっては認めてもらえる相手が他にいないということから、離れがたき存在になってしまったのだろうなと考えました。
そのため、プレイし終わった後は切なさが残りました。
製作者の方のサイトは
こちらです。
[0回]
PR