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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

DeepCeleste

12歳以上推奨・WOLF RPGエディター製・ホラーADV・洋風・短編・
難易度普通・ED2種類(真ED1種類)

19世紀、海の巡回をしていた軍艦が、誰も乗っていない漂流船を発見するという内容です。
「メアリー・セレスト号事件」という、実際にあった出来事がモチーフとなっています(物語自体はフィクションです)。

基本的には作中でゲームの進め方が表示されるので、隅々まで探索していればクリアできます。
詰まったとしても、同梱されている攻略のヒントが書かれたメモが参考になります。

メインキャラクターは一等航海士と艦長の2人です。
共に行動している最中でも、船の中で起きている出来事に対して2人が違う認識を持っていると感じる場面がいくつかあり、不安を掻き立てられました。
元となっているメアリー・セレスト号事件、及びクトゥルフ神話に関する知識があった方が、より楽しめると思います。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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自販機のおわりに

RPGツクールMZ製・ADV・現代日本もの・短編・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

女子小学生が、裏山にある自販機から声を掛けられるという内容です。
その自販機は、翌日撤去されることが決まっています。

普段見かけていた自動販売機が、ある日突然撤去されてなくなるということはたまにあります。
だから、この物語のように撤去される日が事前に分かっていれば、ちょっとした思い出を作ることができるかもしれないと考えました。

主人公が素直で、好感が持てました。
また、エンディングには影響しない小ネタも楽しかったです。

このゲームは、「ふりーむ!」でプレイできます。

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上の乳歯を屋根に投げる

12歳以上推奨・WOLF RPGエディター製・ホラーADV・現代ファンタジー・
短編・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)・ゲームオーバーあり

主人公の歯が、会社から逃げ出した仲間たちを探すという内容です。
ゲームオーバーがあるのでこまめなセーブが必要ですが、すぐにコンティニューすることは可能です。

登場するキャラクターは歯をはじめとする人外ばかりで、オブジェクトやアイテムは現代に存在するものが中心、マップは和風寄りとなっています。
世界観が独特ではあるものの、制作者の方による意図がきちんとあるようで、惹かれました。

ゲームの進め方は、基本的に作中でヒントが表示されるので、探索しやすかったです。
ただ、トゥルーエンドに辿り着くための分岐の仕方だけは迷いました。

歯の職場の様子などホラー要素もありますが、どちらかといえばキャラゲーとして楽しめました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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魔王城専門不動産~変な魔王城と変な間取り~

RPGツクールMV製・ADV・ファンタジー・短編・難易度低め・ED4種類+α

内容はタイトルの通りです。
魔王が新しい魔王城を購入するために、不動産屋を訪れます。

最近巷では、「変な家」という創作物(書籍及び映画)が流行っているようです。
それを彷彿とさせるタイトルでありながらも、魔王というファンタジー要素が含まれていることにより、全く別の作品として楽しめるような気がしました。
余談ですが、「変な家」自体にはまだ触れていないものの、作者の雨穴さんがYouTubeに投稿されている動画(恋愛シミュレーションゲーム「おせちプリンセス」)は視聴したことがあります。

登場する物件は全て、間取り図を一目見ただけでおかしいところがあるとわかります。
それらの中からどれを選ぶのか、また、購入した結果何が起こるのかが興味深いストーリーでした。

タイトル画面にある「実績」という項目から、どのエンディングを回収したか確認できる点が面白かったです。
個人的には、END4が特に好みでした。

この作品は、「ふりーむ!」でプレイできます。

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にゃん仔ナイトメア

15歳以上推奨・RPGツクールMV製・ADV・現代・短編・難易度低め・ED1種類

1匹の野良猫があることをきっかけに、少年の家で飼われることになるという内容です。
しかしある日、事件が起こります。

この作品はオートセーブです。説明文を読んだときは、好きなタイミングでセーブできないことは不便かもしれないと感じました。しかし、実際にプレイしてみると、最後まで一気に進めたくなり、困りませんでした。
また、ストーリーを追うことがメインなので、探索で詰まることはありませんでした。

ストーリーは、生き物を育てるときに伴う責任と難しさについて考えさせられるものでした。
どんなに大切な存在でも、中途半端な知識しかなかったら酷い目に遭わせてしまうことがあります。そのような経験をした場合に受ける苦痛の描写に泣きました。
特に、少年の両親の台詞に、生々しさを感じました。

制作者の方のブログはこちらです。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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