フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
NScripter製・乙女ゲー・現代学園もの・短編・難易度普通・ED複数・攻略対象3人
タイトルは「どらまちっく」と読みます。
主人公の女の子が高校演劇に参加するという内容です。
攻略対象が主人公に対して興味を持ち、恋愛対象として見るようになるまでの過程が楽しかったです。
特に部長ルートは、変化が分かりやすくて大好きです。
それぞれのキャラにはイメージとなっている花があります。花言葉を知ったとき、どのキャラも似合っていると思いました。
練習風景や舞台装置などの詳細な説明があったり、タイトル画面やエンドロールが演劇に関係していたりと、製作者の方の、高校演劇が好きだという気持ちが全体から伝わってきました。
こういったタイプの作品があるからフリーゲームは面白いのだと再確認しました。
ここからはゲーム本編の感想とは少し離れるのですが、ちなみに、自分が高校生だった頃、クラスメートが演劇部に入っていました。彼女は演技だけでなく脚本作りもしていたのですごいと思い、当時、そのことから演劇に少し興味を持ちました。
そして、夏休みに偶然放送されていた、全国大会に出場したある高校の演劇部の作品を見ました。中島敦の「山月記」がモチーフでありながらも現代の学校が舞台となっていて、コメディ要素が強く面白かったです。
一部の場面しか見られなかったのですが、最初から最後まで見たかったと思いました。
制作者の方のサイトはこちらです。