フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。
12歳以上推奨・一部残酷描写あり・吉里吉里製・乙女ゲー・ファンタジー・短編・難易度普通・
ED10種類・攻略対象2人
絵本の中の世界で、それぞれが物語のキャラクターを演じているという設定の作品です。
あらすじを説明することは自分には難しいので、制作者の方のサイトを見ていただくと理解できると思います。
物語をバッドエンドにすることが、このゲームの目的です。
このゲームを知って、「メリーバッドエンド」という言葉を覚えました。考えてみると、自分の好きな物語にも、(「マッチ売りの少女」など)いくつかそのようなタイプのものがありました。
主人公の思考回路には、驚かされるものがありました。
しかし、彼女が行動を起こしたからこそ、攻略対象の素敵なシーンを見ることができました。
攻略対象2人も個性が強く、面白かったです。
王子さま役の青年は、恋愛ゲームでは滅多に見られない性格だと思います。
狼役の青年は、可愛くてメインキャラの中で最も好きです。
彼のルートでは、童話に出てくる「狼」という存在について、今まで私自身が抱いていた考えに近いことを主人公が発言する場面があって、嬉しかったです。