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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

がんばれ!ミトラ神

ティラノビルダー製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢あり・難易度普通・ED3種類

古代ローマ時代に、ミトラ教が新しき神の教団に脅かされるという内容です。
主人公はミトラ教の神で、自身の教団を存続させようとします。

作品紹介ページのグラフィックに惹かれてダウンロードしました。
登場人物たちの表情や背景などを、見て楽しむことができました。

ミトラ教というものの存在は、この作品で初めて知りました。
それでもストーリーがわかりやすく、歴史に思いを馳せることができたような気がしました。
参考資料が紹介されていた点にも、好感が持てました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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ぼくらフリゲ作者カップル!

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

内容はタイトルの通りです。
フリーゲーム制作者である男子中学生が、同じクラスの女の子が作ったゲームをプレイすることになります。

フリーゲームというものはプレイしない方、存在自体を知らない方も多いため、「フリーゲームを作っている人が偶然同じ学校にいた」という設定に珍しさを感じました。
「皆で集まってフリーゲームを作る」というストーリーの作品はいくつかありますが、それらとはまた違ったタイプの作品だと思いました。
メイン2人が作ったゲームの中身や、後半からの彼らの言動が、プレイ前に想像していたものとは異なっていて驚きました。

また、ゲームが完成するまでの過程で制作者が努力したポイントと、プレイヤーが面白いと感じるポイントは別の場合もあるということを、意識させられました。
これまでにこのブログで感想を書いたフリーゲームの中には、BGMが自作だったり、システムに手が込んでいたりといった、制作者の方々の技術がすごい作品が複数あります。しかし、その部分の感想をどう表現したら良いかわからなくて結局書かなかったり、プレイしても気付かなかったりすることがあります。
だから、(フリーゲームに限ったことではないと思いますが)提供する側が「この部分を褒めてくれたら嬉しい」と考えていることと、受け取る側が「この部分を褒めたい」と考えていることの間に差異が生じても仕方がないのではないかという、個人的な意見を持ちました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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ツンデレ風素直な娘を書こうと思ったら謎キャラになったのだわ

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度普通・
ED3種類(真ED1種類)

内容はタイトルの通りです。
男女がデートをしている様子が描写されている作品です。

ヒロインの先輩は制作者の方の理想が結構含まれていそうで、眺めていて微笑ましかったです。
デート中の会話も、ほのぼのとしていて可愛かったです。

エンディングは、最後の選択肢で分岐します。
それまでにヒントとなる台詞が出てくるので、予想を付けやすかったです。
しかし、ハッピーエンドだけでなくバッドエンドも回収した方が面白いと感じました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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踏切と君

15禁・残酷表現あり・ティラノビルダー製・ホラーノベル・現代日本もの・
長編・選択肢あり・難易度普通・ED1種類(ゲームオーバーあり)・ボイスあり

男子中学生が通学路にある踏切で、見知らぬ先輩から話しかけられるという内容です。
彼女から踏切にまつわる噂を聞き、共に調査をすることになります。

この作品には、選択肢を選ぶ場面と、画面の気になる部分をクリックして探索をする場面があります。選択肢を間違えたり、探索が不十分だったりすると、ゲームオーバーになります。
ただ、ゲームオーバーになる前のシナリオのパターンがいくつも用意されていて、全て読みたくなりました。

ボイスはパートによって大きさが異なるため、音量を調整しづらいという難点がありました。
しかし、それがカバーされるほど、ストーリーに魅力がありました。

ホラーでありながら人の内面や思春期の人間関係に深く触れられていて、好みでした。
また、最初の章で張られていた伏線が最終章で回収され、感動的でした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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路地裏の天使様

15禁・残酷描写あり・ティラノスクリプト製・ノベル・(多分)現代ファンタジー・
短編・選択肢なし・ED1種類

猫が路地裏で、天使の格好をした少年と出会うという内容です。
少年は天使として、様々な人を救う活動をしています。

人々は天使に助けを求めれば救われると信じています。しかし、助けられる範囲には限度があります。
救われなかったと感じた人々の言動と、彼らの影響を受けた少年が変化していく様子に、恐ろしさがありました。

以前、本かネットか何かで、「熱心なファンほど、裏切られたと感じたときに反転アンチになりやすい」みたいな言葉を見たことがあります。
この物語の場合は「ファン」ではなく天使の「信者」という表現がされていますが、似たようなことなのかもしれないと感じました。

作品紹介ページの説明文には、「天使様は誰が救うの?」という言葉があります。
相手に一方的に救いを求めているときは、その相手にも誰かの救いが必要な可能性があるということに気付けない場合があるとわかる、印象的な言葉でした。

登場人物の1人である少年の友達の設定と、スチルも好みでした。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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