ティラノスクリプト製・ノベル・短編集・選択肢なし
バッドエンドの物語が3本収録されているノベルです。
タイトル画面から、それぞれの物語のあらすじを見ることができます。
読む順番は、プレイヤーが決めることができます。
私の場合は、「死亡フラグ」→「依存幸福」→「終わる世界」の順でプレイしました。
「死亡フラグ」を最初にした理由は、タイトルを見た時点で大まかな展開が予想できたからです。
ただ実際は、結末の迎え方が思っていたものとは少し違って、この作品の独自性を感じました。
「依存幸福」は、愛の形や価値観について考えさせられる物語でした。
バッドエンドではありますが、もしかしたら登場人物にとってはバッドエンドではないのかもしれないと思いました。
「終わる世界」は、終盤の解釈が難しくて、4周しました。
私なりに考えて出した結論は間違っているかもしれませんが、3本の中で1番、プレイヤーのことを意識した作品なのではないかと感じました。
バッドエンドがテーマということで、読み終わった後悲しい気分になる可能性があるとはわかっていました。それでも、どの物語も中身を知りたくて最後まで続けたくなるものでした。
また、登場人物の顔の一部を隠して、敢えて表情をあまり見せないようにしている演出が好きです。
この作品は、
「ふりーむ!」で公開されています。
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