吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし
「アニロボ」という子ども向けアニメを視聴する大人たちが主人公のオムニバスノベルです。
【大学生編】、【腐女子編】、【アンチ編】の3編を読むと、新しいシナリオが出てきます。
今は時間や環境などの都合によりほぼ見ていませんが、私もアニメに夢中になっていた時期がありました(現在は「ワッチャプリマジ!」だけ毎週視聴しています)。
丁度たくさん見ていた時期が大学生の頃で、特に好きな作品はファンサイトも結構見ていました。そして、ファンサイトも見たアニメは、大体子ども向けの作品でした。
そのため、【大学生編】と【腐女子編】は、思い当たる部分がありました(同人誌は気になっていたものの、購入したことはありません)。
プレイしながら、「アニロボ」に勝手に興味を持ったり勝手に離れていったりする登場人物に自分を重ねました。
その結果、題材はアニメではないものの、私の場合は自分が製作したノベルで「勝手にどこか行っちゃダメでしょ」という台詞を重要なワードとして出しておきながら、自分も同じようなことをしていたことに気付きました。
また、アニメ以外のコンテンツにも当てはまるのですが、元ファンが「前の方が良かった」という理由でアンチなったらしきコメントを匿名掲示板で見たことが何度かあります。
【アンチ編】では、それを思い浮かべました(「元ファン」という点を強調したいです)。
3編だけでも、「アニロボ」という作品の魅力は伝わってきました。
けれども、追加されるシナリオでさらに面白そうだと感じました。
特に好きなシナリオなのですが、その後アンチに変わらなければ良いなと、勝手ながら考えました。
製作者の方のサイトは
こちらです。
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