ティラノスクリプト製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類
女の子が「あくま」と出会って、友達になるという内容です。
主人公の日記を読むという形で、ストーリーが進みます。
可愛いアニメーションが盛りだくさんで、眺めていて楽しかったです。
また、おまけ要素が隠されていて、見つけると得した気分になれました。
作中で「あくま」は、人々に災厄をもたらす存在とされています。
しかし、「あくま」が誰かに危害を加えている描写はなく、女の子と仲良くしているだけなので、悪い存在ではないように思いました。
女の子の日記は、毎回同じ言葉で締められます。
前向きで、綺麗な言葉だと感じました。
おまけシナリオについても、語りたいものがありました。
そちらについては、右下の「以下ネタバレ」という部分に書かせていただきました。
製作者の方のサイトは
こちらです。
この物語の村人たちは、女の子を「御子(みこ)」と呼び、彼女を神のような存在として扱っていました。
困ったときに誰かに頼りたくなる気持ちにはとても共感できますが、彼女にとっては、度が過ぎていて荷が重いものだっただろうなと考えました。
また、生きている存在である以上本人の意思も大切にすべきだし、深入りしすぎると離れないといけない日が来た後に精神的に大変なことになることが予想されるので、関係を作る際には気を付けた方が良いと思いました(全く人のことは言えませんが、言えないからこそ敢えて書いています)。
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