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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

殺人鬼はにこやかに笑う

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

おまわりさんが、通り魔事件について調査をするという内容です。
彼は、事件現場の公園で聞き込みをします。

ストーリーの割にはBGMが明るくて、意外でした。
イラストもほのぼのとした雰囲気がありました。

登場人物の台詞が、今の時代を反映しているように感じられました。
犯人の動機はちょっとどうなのかなとは思ったものの、このようなことが起きてもおかしくはないかもしれないと考えました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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明日転校するまえに山田さんに告白するぞ~!!

ティラノスクリプト製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢あり・
難易度普通・ED4種類(真ED1種類)・ゲームオーバーあり

内容はタイトルの通りです。
告白するまでの過程で、主人公は様々な困難に直面します。

ゲームオーバーになっても、途中からやり直すことができます。
ただ、選択肢より少し前の場面から始まるので、こまめにセーブ・ロードをした方がプレイしやすいと感じました。

主人公のテンションが高く、ギャグ要素の強いところが面白かったです。
また、立ち絵が可愛らしかったです。

この作品の特に好きなところは、トゥルーエンドを見るための選択肢です。
世の中にはこちらの方が嬉しいという人もいるということが、もっと多くの人に伝われば良いなと思いました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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晩夏の神様

ティラノビルダー製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢あり・
難易度低め・ED2種類

主人公が、晩夏の間だけ会える友人と一緒に過ごすという内容です。
舞台は異世界ですが、日本の田舎によく似た場所です。

作中では、主人公の年齢や友人の正体は、明らかにはされません。
そのため、いくつか謎が残りますが、お互いのことを大切に想っていることは伝わってきました。

背景、文章共に夏らしさがあり、ノスタルジーを感じました。
それゆえに、夏以外の季節を過ごすときの2人を想像して、感傷に浸りたくなりました。

この作品は、「ノベルゲームコレクション」で公開されています。

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マユとやる気がでない女神さま

RPGツクールMZ製・ADV・ファンタジー・短編・難易度やや低め・ED1種類

女の子が、女神さまの仕事を手伝うという内容です。
困っている人を10人助けることが、ゲームの目標です。

選択肢はありますが、エンディングには影響しません。
その代わり、小ネタが多かったり、同じキャラクターでも進行状況によって台詞が変わったりした点が、面白かったです。

ストーリーを進めることによって、舞台となっている村の過去がわかります。
この状況なら、女神さまがやる気をなくしても仕方がないと考えました。
理由が判明した後の展開はそれまでと雰囲気が変わって、意外でした。

可愛いグラフィックにも魅力がありました。
特に、動く演出がある場面が好きだと感じました。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

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カッテナキミヘ

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし

「アニロボ」という子ども向けアニメを視聴する大人たちが主人公のオムニバスノベルです。
【大学生編】、【腐女子編】、【アンチ編】の3編を読むと、新しいシナリオが出てきます。

今は時間や環境などの都合によりほぼ見ていませんが、私もアニメに夢中になっていた時期がありました(現在は「ワッチャプリマジ!」だけ毎週視聴しています)。
丁度たくさん見ていた時期が大学生の頃で、特に好きな作品はファンサイトも結構見ていました。そして、ファンサイトも見たアニメは、大体子ども向けの作品でした。
そのため、【大学生編】と【腐女子編】は、思い当たる部分がありました(同人誌は気になっていたものの、購入したことはありません)。

プレイしながら、「アニロボ」に勝手に興味を持ったり勝手に離れていったりする登場人物に自分を重ねました。
その結果、題材はアニメではないものの、私の場合は自分が製作したノベルで「勝手にどこか行っちゃダメでしょ」という台詞を重要なワードとして出しておきながら、自分も同じようなことをしていたことに気付きました。

また、アニメ以外のコンテンツにも当てはまるのですが、元ファンが「前の方が良かった」という理由でアンチなったらしきコメントを匿名掲示板で見たことが何度かあります。
【アンチ編】では、それを思い浮かべました(「元ファン」という点を強調したいです)。

3編だけでも、「アニロボ」という作品の魅力は伝わってきました。
けれども、追加されるシナリオでさらに面白そうだと感じました。
特に好きなシナリオなのですが、その後アンチに変わらなければ良いなと、勝手ながら考えました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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