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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

好きなテーマ

もしかしたら、このブログで矛盾したことを書いたことがあるかもしれません。また、これから書くかもしれません。
今回の記事は、それが見つかった時の言い訳のためのものです。

私の好きな作品にいくつか、「辛くても現実を生きるか、現実を生きることを放棄して楽しい世界にいるか」ということを主人公が選択するものがあります。今までブログに感想を書いたものだと、クレしんの映画やホラーADVの盲愛玩具などです。
この選択が出てくる物語は好きなのですが、どちらが正しいかという問いに対して、はっきりとした答えは持っていません。
そのため、そのような作品に触れた場合、基本的には、主人公が選んだ方が正しいと考えます。

内容を知っている人にしか分からない話になりますが、高校の国語の授業で中島敦の「山月記」を習いました。その頃は丁度クレしん映画を見た影響で、「李徴の考えは間違っている。諦めるのは良くない」といったことを感想文に書いていました。しかし、それから数年間いろいろな作品に触れて、日常でもいろいろなことを体験して、虎として生きるのも悪くはないのかもしれないと思うようになりました。
考えが変わったというよりは、考えがまとまらなくなってしまいました。

一応の結論として言いたいことは、主人公が現実を生きることを選択した作品の感想を書いた後に、正反対のタイプの作品の感想を書くことがあっり、その逆があったりしても気になさらないでくださいということです。

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たのしいもり

RPGツクール2000製・ADV・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

主人公の子が不思議な森の中で遊ぶという内容です。
最初に主人公の性別を選べます。どちらを選んでもストーリーは変わりません。ただ、男の子の方がほんの少しだけ遊べる要素が多い気がしました。

このゲームの主な対象は小学生未満の子のようです。けれども、小学校を何年か前に卒業した私でも楽しめました。
主人公になった気分でプレイすると、より面白いと思います。
ゲームを初めてプレイする人でも簡単にクリアできるように、工夫がされていたところに好感が持てました。

全体的にほのぼのしていて、絵本のような雰囲気でした。

制作者の方のサイトはこちらです。
2025年1月17日追記……現在は、サイトがリンク切れとなっているようです。
ゲーム自体は、「Vector」で公開されています。

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Aくんと祭のむこう

LiveMaker製・ホラーノベル・現代学園もの・ファンタジー要素あり・
長編・選択肢なし・ED1種類

文化祭の準備期間と文化祭当日の1週間だけ、夕方になると怪異のいる別の世界に行くことがあるという噂のある学校が舞台となっている物語です。
主人公である新(あらた)は、別の世界に迷い込み、様々な人物や怪異と遭遇します。

全6章ですが、文章、キャラクター、演出のどれもが私の好みで、第1章の段階でこの作品を気に入りました。
演出面については、背景もオリジナルのものだったり動きが結構あったりと、すごいと感じました。差し込まれるCGで基本的にキャラクターの目を見せない点も好きです。

この作品のテーマである祭りのシーンは、怖い部分もありますが、楽しそうでもあり行ってみたいと思いました。

ストーリーについては学園ホラーというジャンルだけでも好きなのですが、もう1つ好きな要素があります。
男の子同士の友情です。新とは初対面のキャラでもお互いに支え合っていて、理想的でした。

というのが、4章くらいまでの感想です。
5章以降の感想は、右下にある「以下ネタバレ」という文字をクリックすると出てきます。

制作者の方のサイトはこちらです。

2019年9月9日追記……リメイク版である、「Aくんと祭のむこう あやなす」の共通ルートが公開されました。基本的な流れは同じですが、一部の文章や演出など変更点があり、こちらも楽しめました。今後、選択肢及び他のルートも追加されるようなので、期待しています。


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以下ネタバレ

ロストシープ1 4月~6月の物語

RPGツクール2000製・RPG・現代日本もの・ファンタジー要素あり・難易度普通・ED1種類

1つ前の記事で書いた、「LOST SHEEP」のリメイク版です。

主人公が小学生であることや空き缶を集めることなど、1作目と変わらない部分もあります。
しかし、ファンタジー要素が増え、1作目とはかなり違った物語になっていたように感じました。

このゲームには、1つだけ残念な点があります。2週目引き継ぎシステムがあるのですが、それを使うと、終盤ゲームが進行できなくなるバグがあります。そのため、2週目をプレイする場合は引き継ぎシステムは使わずに最初からプレイすることをおすすめします。
けれども、1周プレイするには問題ありませんし、バグがあってもそれ以上に「面白い」と思えた作品でした。

登場するキャラに個性があり、人間関係が興味深かったです。
そして、前作と1番大きく変わったと思った点は、小ネタややりこみ要素がたくさんあるところです。寄り道して人に話しかけたりものを探したりするのが楽しかったです。

このゲームは、こちらのサイトからダウンロードできます。

2025年1月17日追記……現在は、サイトがリンク切れとなっているようです。

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LOST SHEEP

RPGツクールDante98製・RPG・現代日本もの・短編・難易度低め・ED1種類

小学生が友達と街を歩き回るという内容です。
このゲームの中の世界を実際に体験したことはないはずですが、何故か懐かしさを感じました。

このゲームの主人公は、道に捨てられている空き缶をたくさん拾うことによってレベルアップします。
簡単にレベルが上がっていくのが楽しくて、空き缶拾いを中心にプレイしていました。

ストーリーも子供と大人が対立するという構図が出てきて、好みでした。
ラストは続きがありそうなものでしたが、続編はありません。しかし、リメイク版はあります。
リメイク版については、次の記事で書きます。

このゲームは、こちらで公開されています。

2025年1月17日追記……現在は、サイトがリンク切れとなっているようです。

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