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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

白はこの魔法使い

RPGツクールVX製・ADV・ファンタジー・ホラー要素あり・短編・
難易度普通・ED6種類(真ED1種類)

少女と魔法使いが2人で生活しているところに、ある事件が起こるという内容です。
一部、追いかけられる要素があります。とはいっても、エンディングを迎えることが難しいという程ではありません。

最初はバッドエンドを見ました。
不意打ちで悔しくて、そのエンディングを見たとき、どうしてもトゥルーエンドを見たいと感じました。

ゲームを進めることによって、謎がどんどん増えていきました。それらを含めた2人の過去は、終盤で分かります。
2人の生き方を知ることで、どちらも幸せになって欲しいと思いました。

少女と魔法使いの他に、2人の元を訪れる男性もメインキャラとして登場します。
彼もまた魅力があって、1番好きなキャラクターでした。私個人としては、トゥルーエンドの彼が、勇者のような存在だと感じました。

全ての真相が明かされるのはトゥルーエンドですが、他のエンディングもスチルや大切なシーンがあるので、見ていただきたいです。
特に印象に残ったのはEND2です。最も怖くて、インパクトがありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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Dear My Sweet Angel?

吉里吉里製・乙女ゲー・ファンタジー・学園もの・短編・
難易度普通・ED4種類・攻略対象1人

人間と他の種族が共に通う学園が舞台となっているゲームです。
2年生の主人公が、3年生のある生徒に出会うところから物語は始まります。

主人公と攻略対象である先輩は性格が正反対なので、表面上だけだと意見が合わないように見えます。
そのような2人が関係を築いていく過程に新鮮味があり、不思議な空間が作り出されていたように感じました。
一言でまとめると、2人とも可愛かったです。

ヒロインが先輩と結ばれないエンディングも、それはそれで、主人公と周囲の人間関係が良いなと思える終わり方でした。

制作者のサイトはこちらです。

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ショタに至る病

吉里吉里製・乙女ゲー・現代日本風・短編・難易度やや高め・
ED9種類・攻略対象2人・ボイスあり

「ショタ欠乏症」という病気になってしまった少女が、療養のため1週間別荘で過ごすという内容です。
登場するのは製作者の方の他作品のキャラクターだそうですが、単体でも楽しめました。

主人公はお嬢様で、普段は丁寧に話します。しかし、「ショタ」と呼ばれるような少年を見ると、激しい反応をします。
ギャップがかなりあって、面白かったです。また、彼女が歌う場面があるのですが、このゲームにボイスがあって良かったと思いました。

ハッピーエンドは2週目くらいで見ることができました。
けれども、全てのエンディングを回収するには少々時間を要しました。
個人的には、END5を見ることが難しいと感じました。

攻略対象どちらのルートも、主人公と少年の触れ合いを楽しむことができました。
医師が主人公に紹介した、朋来という少年に関するルートが特に好きです。
彼は、格好良い容姿で才能があり、人を喜ばせる言動ができるキャラクターです。
台詞の1つ1つがあまりにも完璧で、このような存在は現実にはいないだろうなと思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。

2023年2月25日追記……製作活動自体は休止されたそうです。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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ふたりきり

12歳以上推奨・BL要素あり・WOLF RPGエディター製・ADV・現代日本もの・
短編・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

男子高校生2人がどこかの部屋に閉じ込められるという内容です。

エンディング分岐についてのヒントが説明書にも本編にもあるので、難易度は易しいと感じました。
謎解きで詰まるような場面もありませんでした。

この作品でメインとなっているのは、登場人物同士の会話です。
2人の台詞から、部屋に閉じ込められる前にどのような関係を持っていたか、想像を膨らませることが楽しかったです。

また、トゥルーエンドで流れる映像には癒されました。

このゲームは、「ふりーむ!」で公開されています。

2018年3月11日追記……現在は公開停止されているようです。

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葉桜の季節に君を想うということ

歌野昌午・文春文庫・2007年

主人公の男性が知り合いの女性から、霊感商法に関することで相談を受け調査するという内容です。

こういうことを書くと好きな方には失礼かもしれませんが、去年くらいまでは、ミステリーというジャンルは好きという訳ではありませんでした。
けれども、この本を読むことで、ミステリーとは面白いものだったのだと実感しました。
事件の真相が分かったときに、爽快感を得ることができました。

登場人物の服装や髪形、行動などが詳細に描写されていたため、映像化したらどのようになるだろうかと想像しながら読んでいました。
しかし、終盤で想像していたものが間違っていたと判明して、驚きました。
後から考えると、読んでいる途中に一部疑問に感じた場面があったのですが、それが伏線だったのだと分かりました。

そして、最後に書かれている「補遺」を読んで、登場人物の設定について、いろいろと納得しました。

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