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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

一生に一度の、

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

ニートの男性が「神様」と出会うという内容です。

主人公の第一印象は、正直あまりよくありませんでした。
しかし、読み進めていくと、本当は嫌な人物ではないのかもしれないと思うようになりました。
また、彼はある願望を持っており、それが何かは後半で知ることができます。似たようなことを本気で考えたことがある人ならば、気付く場合があるように思います。

終盤の、神様に関する秘密が明かされるシーンが好きです。
他愛もない会話を含め、台詞の1つ1つが伏線だったと分かり、文章構成に魅力を感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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恋をおしえて

吉里吉里製・乙女ゲー・ファンタジー・短編・難易度普通・ED5種類・攻略対象2人

ある国で「衛士」という職業に就いている女性が、王子を守るという仕事をすることになるという内容です。

攻略対象は幼馴染と王子の2人です。
2人とも共感できる部分があって、どちらのルートを先に目指すかなかなか決められませんでした。そのため、最初はグッドエンドを見ることができませんでした。
しかしその代わりに、2人がヒロインを取り合う様子などが見られて面白かったです。

主人公は結構鈍感なタイプでした。主人公に対して、周囲の人々は「危険な目に遭って欲しくない」という意見を持っているのですが、彼女はそれに気付いていないようでした。
プレイしながら周囲の人々と同じ考えを私自身も持ったため、早く気付いて欲しいと思ってもどかしかったです。

個人的に特に好きだと思ったのは、幼馴染ルートの舞踏会シーンに出てくる王子の衣装です。
「似合いそうだから見てみたいけれどさすがに着ないだろう」と考えていた服装が見られて、嬉しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

2021年8月14日追記……現在、サイトはリンク切れです。ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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クサリモノ

12歳以上推奨・残酷描写あり・Nscripter製・ホラーノベル・中編・選択肢なし・ED1種類

多くの人間がゾンビになってしまった日本が舞台の作品です。
周回プレイをすることによってストーリーが進みます。

このノベルには、ある仕掛けが隠されています。1周目が終わってロード画面を見ることで、その仕掛けに気付きました。
珍しいだけではなく、作品のテーマに関する重要な意味を持っていて、面白かったです。

この物語の主人公はある女性に出会います。
この女性がどのような人物であるかということについては、初登場時に予想していたものと少し違いました。

真相に近付くにつれて、悲しい出来事が次々と起こります。それらに対する主人公の反応が、気になるものでした。
また、伏線が回収されるシーンでは、それまでの出来事が起こった理由が全て明かされると共に、何故周回プレイというシステムがあったのかも分かり、すごいと思いました。

タイトル画面が徐々に変化していく演出も印象に残りました。

制作者の方のサイトはこちらです。
ゲームの詳細については、「ブログ」から見られます。

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以下ネタバレ

pure blue

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類・ボイスあり

重い病気のために入院をしている少年と、その友達の関係が描写されている作品です。

絵本のような文章で、読みやすかったです。
文章からも絵柄からも、優しい雰囲気を感じました。

メインである2人は、大人たちが見ると「してはいけない」と言いそうな、ある行動をします。
しかし、この物語のような状況であれば、仕方ないように思いました。そして、最後まで読むと、主人公にとってはむしろ必要なことであったような気がしました。

重みのあるストーリーで、読み終わった後に余韻が残るものでした。

エンディングの最後に出てくる絵が特に好きです。

制作者の方のサイトはこちらです(BL系のゲームを中心に製作されています)。

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いちろ少年忌譚

RPGツクール2000製・ホラーADV・現代学園もの・中編・難易度やや高め・ED2種類(真ED1種類)

男子高校生とその幼馴染の女子生徒が、通っている学園に閉じ込められるという内容です。
学園には七不思議があり、それらを調べることによって物語が進みます。

初めてプレイしたのは2008年頃ですが、久しぶりに見てみると、キャラクターグラフィックが変わっていました。
そのため、以前プレイしたことがある方でも、もう1度楽しめると思います。以前のバージョン絵も好きだったのですが。

このゲームにはゲームオーバーが多く含まれています。そのため、こまめにセーブした方がプレイしやすいです。
初めてプレイした頃はホラーゲームに慣れていなくて、何度もゲームオーバーを見ました。しかし、今思えば、回避するためのヒントは結構ありました。

同じ場所でもいろいろなイベントが起こるので、緊張感がありました。また、ゲームオーバーになったり主人公がものを拾ったりする場合にはドット絵が動き、それを眺めるのも面白いと感じました。

主人公とヒロインの関係を象徴しているラストシーンが特に好きです。
制作者の方のサイトはこちらです。

2022年1月7日追記……現在、サイトはリンク切れのようです。

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