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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

いちばん星の願いごと

LiveMaker製・ミニゲーム・女性向け要素あり・現代日本もの・
短編・難易度普通・ED12種類

アイドルとしてキャラを演じている女性が、自分らしさを生かした仕事を行おうとするという内容です。

このゲームをプレイしたのはたまたま、「しくじり先生」というテレビ番組で、「芸能人のキャラ作り」がテーマとして扱われていた日の翌日でした。
その影響で、番組に出演していた女性タレントと主人公をつい重ね合わせて見てしまいました。
どちらにしても、変わった設定のキャラクターを演じていない方が、発言が分かりやすくて好きだと思いました。

この作品では、「修行」と呼ばれるミニゲーム3種類の中から、どれかを選んで遊びます。ミニゲームの結果によって、ストーリーが変化します。
詳しいルールについては、ゲーム内で説明があります。

どの修行も、1回目は失敗しました。しかし、何度か繰り返すことで最終的には成功させることができるようになりました。
総プレイ時間はあまり長くありませんでした。

恋愛ものとしてであれば、END1とEND3が特に好みでした。
けれども、恋愛とは関わらないエンディングも、主人公の将来に期待できそうと思えるものがいくつかありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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僕を抱きしめる僕と同じ顔のポニーテール

一部残酷描写あり・吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・長編・
選択肢あり・難易度普通・ED11種類(真ED1種類)・ボイスあり

高校をやめて工場で働いている主人公が、自分と同じ顔をした人物に出会うという内容です。

1周目は、「紅」というバッドエンドを見ました。主人公の行動が予想外でした。
しかし、それ以上に、その後流れたエンディングに驚きました。シナリオや絵や音楽だけでなく、メインキャラ数人のボイスまで全部1人で担当されていると知って、信じられないという気持ちになりました。

その後は、ハッピーエンドを目指してプレイしました。
その過程で、「そういえば昔こんなことがあったなあ」と感じることが何度もありました。そして、それらは、忘れかけていたことを思い出すだけのものではありませんでした。
後半にいくつか続けて出てくる選択肢のフラグにもなっていました。文章の1つ1つに大切な意味があったと分かって、楽しかったです。

作中で重要な役割を持つ人物に、主人公の中学生時代のクラスメートがいます。序盤では、主人公は彼に対して嫌悪感を抱いています。

客観的に見ると、プロローグの段階から、クラスメートの方は主人公に好感を持っているのだろうと気付くことはできます。しかし、中学生くらいの頃の自分が主人公と同じ立場にいたら、主人公と同じ感情を持っていたような気がします。

ただ、行為そのものには多少いらつくことはあっても、中学生の頃の自分でも惚れていたと思います。序盤を含めた行動もですが、前向きな発言をするところやはっきりとした目標を持っていること、私にはない発想力を持っていることなど、当時憧れていた人に似ている点がありました。

一部のみ、キーワードをキーボードで文字入力する場面があります。
間違った答えを入力した際に面白いコメントを見られることがあったので、いくつか試しました。

この作品には、オリジナルの歌が数曲入っています。
1番好きなのはオープニング曲です。コンプリートした後に聞くと、歌詞の意味が分かって魅力的だと感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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以下ネタバレ

Criminal Elevator

ティラノスクリプト製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

気が付くと知らない場所にいた男性が、不思議な少女と出会うという内容です。

本体を起動すると出てくるオープニング映像を見て、「これからどのような物語が始まるのだろう」と期待を持ちました。
本編にも動的演出が多用されていて、臨場感がありました。

はじめのうちは、主人公が置かれている状況が、全く分かりませんでした。
けれども、主人公と少女の会話や独特の世界観に惹かれました。

読み進めることで、物語の舞台がどのような場所なのか、主人公が何故そこに来たのか、少女はどのような人物なのかといったことが分かります。
2人の関係を知ると、それ以前にあったシーンの意味も想像できて面白かったです。

一部の謎は残ったまま終わるのですが、この作品の場合は、おそらく敢えて残しているのだろうと思います。

この作品は、「ふりーむ」で公開されています。

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スキトキメキトキス

12歳以上推奨・残酷描写あり・百合ゲーム・吉里吉里製・現代日本もの・
短編・難易度やや高め・ED5種類+ゲームオーバー2種類

気が付くと病院にいた女子高生が、お見舞いに来た少女がどのような人物だったかを忘れてしまっていたという内容です。
数年前に公開されたゲームですが、現在のバージョンには当時なかった要素が追加されています。

一言でまとめると、怖かったです。お見舞いに来た少女の台詞や表情が、どう考えても怪しく見えました。
しかし、エンディングを回収していくことによって、その怖さというものが、メインキャラ2人がお互いのことを大切に思っているからこそのものだと分かり、悪いものだとは言い切れないような気がしました。

END1~4は、選択肢をなんとなく選んでいても見ることができました。ただ、END5だけは難しくて、何度もやり直しました。
その代わり、周回プレイをすることによって、1周目にはなかった視点のシナリオを読むことができて楽しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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春がくるまえに 完全版

12歳以上推奨・同性愛要素あり・ティラノスクリプト製・ノベル・近未来・学園もの・
中編。選択肢あり・難易度普通・ED複数

ある学園の男子生徒がクラスメイトに恋をするという内容です。

BLカテゴリにも百合カテゴリにもしなかった理由は、主人公が恋をする相手、「レイ」の設定にあります。
レイは、心情によって性別が変化するという特殊な体質を持っています。そのため、同性愛と異性愛の両方が描写された物語となっています。

最終的にレイがどちらの性別になるかは、選択肢によって決まります。
結果としては、どちらの性別でも良いな、と思いました。そう考えた主な理由は、後半で主人公がレイの性別について語る一文にあります。どの文章なのかということについては、実際に読んで察していただければ嬉しいです。

この作品には主人公の恋のライバルという立ち位置のキャラが登場します。
長所が目立っていて、人としては好きなキャラです。レイを1番幸せにできるのは主人公であるような気がします。

制作者の方のサイトはこちらです。

2018年3月11日追記……現在は公開停止中です(リメイク版が完成したら公開されるそうです)。

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