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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

いちろ少年忌譚

RPGツクール2000製・ホラーADV・現代学園もの・中編・難易度やや高め・ED2種類(真ED1種類)

男子高校生とその幼馴染の女子生徒が、通っている学園に閉じ込められるという内容です。
学園には七不思議があり、それらを調べることによって物語が進みます。

初めてプレイしたのは2008年頃ですが、久しぶりに見てみると、キャラクターグラフィックが変わっていました。
そのため、以前プレイしたことがある方でも、もう1度楽しめると思います。以前のバージョン絵も好きだったのですが。

このゲームにはゲームオーバーが多く含まれています。そのため、こまめにセーブした方がプレイしやすいです。
初めてプレイした頃はホラーゲームに慣れていなくて、何度もゲームオーバーを見ました。しかし、今思えば、回避するためのヒントは結構ありました。

同じ場所でもいろいろなイベントが起こるので、緊張感がありました。また、ゲームオーバーになったり主人公がものを拾ったりする場合にはドット絵が動き、それを眺めるのも面白いと感じました。

主人公とヒロインの関係を象徴しているラストシーンが特に好きです。
制作者の方のサイトはこちらです。

2022年1月7日追記……現在、サイトはリンク切れのようです。

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まよいたび、まようたび

RPGツクールVX Ace製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類・一部ボイスあり

行方不明になってしまった姉を探すために、少女が精霊と共に旅をするという内容です。
戦闘時にはボイスがありますが、ゲーム開始時にサンプルボイスを聞いた上で、ボイスありにするかなしにするかを選べます。

戦闘時のアニメーションやボイスの種類が結構多くて、楽しくプレイできました。
また、戦闘時以外ではキャラの会話が随処に挿入されていたので、ダンジョン探索に飽きが来ませんでした。

ストーリーは、世の中にはどうにもならないものがあるということを、思い知らされるようなものでした。特に主人公が最初に訪れた村で起きた出来事には、衝撃を受けました。
けれども、救いもあったため、最後までプレイするとすっきりとした気分になりました。

制作者の方のブログはこちらです。

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人体パズル

15禁・残酷描写あり・一部性的表現あり・WOLF RPGエディター製・ホラーADV・
現代日本もの・短編・難易度低め・ED3種類+α

女性とその友人が、連続殺人事件に巻き込まれるという内容です。
懲悪ものが好きな方におすすめしたい作品です。

前々から興味はあったゲームではありましたが、スクリーンショットを見ただけでも残酷さが伝わってきて、なかなか手を出せませんでした。
それでも気になって、最近になってプレイしました。そして、やって良かったと考えました。

最初は、探索の足りない状態で見られるエンディングを見ました。そのときは、まだこの作品の全体像を掴めていませんでした。
その後、真相が分かるルートを見て、序盤に主人公がいた場所や各キャラの台詞について、理解することができました。
また、友人をとても大切にしている主人公のことを、いろいろな意味で凄いと感じました。

加害者の名前の付け方が好みだとも思いました。

1番印象に残ったのは、「who is…?」というエンドです。事件の悲惨さが強調されていたように思います。

制作者の方のサイトはこちらです。

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怨恨ヴィーゲンリート -少女の審判-

RPGツクールVX Ace製・ホラーADV・現代ファンタジー・中編・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

女子中学生が不思議な世界に迷い込むという内容です。一部、追いかけられる要素があります。
単体でもプレイできますが、前作である「怨恨ヴィーゲンリート -少女の審判-」に関連する要素が少しあります。

このゲームの主人公には、「復讐したい」と考えている相手が数人います。
彼らに関するイベントを見た後、相手を「許す」か「許さない」かをプレイヤーが決めることで、ルートが分岐します。

主人公と同じ立場に自分がいたら、許さないと考えそうな人物も中にはいました。
けれども、どのキャラも、「許す」という選択をした場合に見られる反応やスチルが好きだと思いました。
また、各キャラクターと同じことを経験したことのある人は、現実にも結構いそうだと感じました。

エンディング分岐の条件は、予想がつけやすいものでした。ただ、バッドエンドを見るには勇気が要りました。

この作品は、「ふりーむ」で公開されています。

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りんかね

15歳以上推奨・LiveMaker製・乙女ゲー・現代ファンタジー・和風・短編・
難易度普通・ED12種類・攻略対象2人

女子大生の前にある日、前世で恋人同士だったと話す男性が現れるという内容です。
2人の前世である大正時代のシナリオと、現代のシナリオが交互に入れ替わりながらストーリーが進みます。

大正時代のシナリオと現在のシナリオでは、立ち絵の作風や文体が異なります。
それぞれに合った雰囲気を持っていて、どちらの世界観にもはまりました。

個別ルートに入ると、大正時代と現代とのつながりが分かります。
そのことによるメインキャラの行動には、考えされられるものがありました。

また、昔あった建物などは今どう変化しているかという描写があり、大正時代に少し興味を持ちました。

真面目な物語ですが時折ギャグも挿入されていて、楽しくプレイできました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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以下ネタバレ

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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