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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

対象

15禁・LiveMaker製・ホラーノベル・和風・現代日本もの・
短編・選択肢あり・難易度普通・ED6種類(真ED1種類)

ある「呪い」と関わっている家系が題材となっている作品です。

1章と2章で雰囲気が少し変わります。
これらがどう繋がっていくのだろうかと、ストーリーに興味を持つきっかけとなりました。

4章からは、物語が大きく動きます。選択肢も出てきます。
ここからの展開が特に楽しかったです。
読みながら疑問を持ったシーンで、主人公も同様に疑問を感じていました。そのため、トゥルーエンドへ進むルートでは、その後の展開を理解しやすかったです。

最初の分岐点から見られるバッドエンドには、ある意味で衝撃を受けました。
その他のバッドエンドには、メインキャラの過去が分かるものがあり、トゥルーエンドだけでなくこちらも見て良かったと思いました。
ホラーとしては、終盤に出てくる選択肢から分岐するバッドエンド2つが特に怖かったです。

キャラクターは、全てのエンドを見た上で、寺の息子が好みだと思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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柳太郎伝記~出雲城編~

WOLF RPGエディター製・ホラーADV・和風・中編・難易度普通・ED1種類

陶芸家である主人公が、出雲城へ招待されるという内容です。一部敵から追いかけられる要素があります。
単体でもプレイできますが、前作をプレイしているとより楽しめます。

今作には、大きな特徴として、「言霊」と呼ばれるシステムがあります。
途切れていて渡れない廊下などがあった場合、選択肢の中から適切な漢字を選ぶことによって、ゲームが進められるようになる場面がいくつかあります。
選ぶ行為も楽しく、このシステムを使った後に見られる演出も格好良かったです。

また、ヒロインが好きなキャラクターだと思いました。
ラストで彼女の表情の変化を見たときに、クリアしたという実感が持てました。

制作者の方のブログはこちらです。

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Summer Girl ―夏の少女とボク―

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男子小学生が祖母の住む田舎を訪れるという内容です。
彼はそこで、一人の少女と出会います。

ゲームファイルのアイコンにあるひまわりの絵や、物語の舞台の描写など、作品全体から夏らしさが感じられました。
また、主人公の語りは、自分が小学生だった頃を思い出すようなものでした。

ヒロインが人として理想的でした。彼女が出会った人すべてに良い影響を与えそうだと思いました。

スチルは全部で3枚あります。個人的には最後に出てくる絵が1番好きです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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以下ネタバレ

南月島の人魚

NScripter製・ノベル・現代日本もの・長編・選択肢なし・ED1種類

大学生4人が夏休みに沖縄へ行くという内容です。彼らはそこで、伝説となっている人魚について知ることになります。

物語の舞台は、「南月島」という架空の場所です。
しかし、一部沖縄に関する事実が含まれた文章があります。その影響か、島に住む人たちの思想など、似たような土地が実際にどこかにありそうと感じる部分がありました。

特に印象に残ったのは、「人魚のミイラ」の描写です。
物語の核心に触れるものだったからというのもありますが、イラストも幻想的だと思いました。

ちょっとしたホラー要素もあり、肝試しをしているような感覚を持てました。

製作者の方のサイトはこちらです。

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■■■島

WOLF RPGエディター製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・ED5種類+α(真ED1種類)

主人公が、船の事故である島に流れ着くという内容です。

最初は島の言葉が分からないので、主人公以外の人物が何を喋っているか分かりません。条件を満たすことによって、段々と分かるようになります。
少しずつ情報を得て行く過程が面白かったです。

主人公が言葉を全て覚えた後は、人と関わり探索をすることによって、島の秘密を知ることになります。
先生と神官が好きなキャラだと思いました。

エンディングは、ED5を最初、ED1を最後に見ることが理想的だと思います。
隠し要素は少し難しかったのですが、それ以外はヒントがあったため、エンディングの回収がしやすかったです。

このゲームは、「第7回 WOLG RPGエディターコンテスト」のページで公開されています。結果は8位だったようです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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