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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

世界の煌きを零すように

LiveMaker製・ノベル・近未来・SF・短編・選択肢なし

ロボットと人間の関係がテーマとなっている短編集です。
タイトル画面から3話の短編を読むことで、4話目が読めるようになります。

この作品に出てくるロボットは、主な目的である人間の体調管理に加え、家事なども行うというものです。
どの物語でも、便利さだけでなく問題点も描写されていた点がかなり好みです。
似たロボットが実際の世界で作られ広まることがあれば、作中の出来事に近いことが起こる可能性があるのではないかと考えました。そして、機械とは頼りすぎない範囲で、けれども必要なときはそれに応じながら付き合っていくことが大切なのかもしれないと思いました。

特に好きな話は、「震慄」というタイトルのものです。
このノベルに出てくるロボットの特徴の1つに、「感情を持つ」というものがあります。この話は特に、人間らしさが感じられました。そのため、感情移入しやすかったです。主人公に共感できるところもありました。

4つの短編には、全て繋がっている部分があります。
最後に読めるようになる物語で、どのように関係し合っているのか全て分かり、すっきりしました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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君と再会した日

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

男性が小学校の同窓会に参加するという内容です。

主人公には、同窓会で会いたいと考えている女性がいます。
小学生時代を回想するシーンでの2人の会話から、互いに好印象を持っていることがよく分かりました。秘密を共有していることが、仲良くなれた理由の1つであるように思いました。

同窓会が始まってからの展開には、衝撃を受けるものがありました。
けれども、フィクションではない実際の場合でも、似たようなことが起こる可能性がありそうだと感じました。

この物語には、主人公が星を見るシーンが何度かあります。
舞台となっている場所は、おそらく星が綺麗に見られるところです。そういった環境も、登場人物の人間関係に結構影響を与えていそうだと思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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キスキル・リラ -winter season-

LiveMaker製・乙女ゲー・ファンタジー・短編・選択肢なし・ED7種類

「キスキル・リラ‐くちづけは夢の終わりで‐」という乙女ゲーの後日談です。
タイトル画面から読みたいルートを選ぶことで、各キャラクターのBEST END後のストーリーを見ることができます。

立ち絵はタッチが前作とは異なります。前作のものも可愛くて好きですが、こちらも綺麗で素敵でした。
また、スチルを含めキャラクターの表情の動きが多く、すごいと思いました。

本編をプレイしたときには(1番好きなルートではありますが)、ベストエンドでも、この後2人は大丈夫なのだろうかと心配になるようなルートが存在しました。
けれども後日談では、どのキャラクターのルートを選んでも皆幸せそうで、安心しました。

この作品単体で考えると、絵描きであるダレルというキャラクターのストーリーが特に好きです。
他の登場人物との繋がりが最も多く、将来に希望を持てるような展開でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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サンタクロースはそこにいる

LiveMaker製・ノベル・現代ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

サンタクロースとトナカイがクリスマスプレゼントについて話し合うという内容です。

サンタクロースの設定が特殊で、小さい頃に想像していたものとは全く異なる存在でした。
彼のような性格のサンタクロースは、実際には居て欲しくないなと思いました。
とはいっても、人間味のあるもので、その設定があるからこそ、会話が盛り上がっていたように感じました。

パロディが多かったり、文章だけではなく背景にもネタが差し込まれていたりと、コメディ要素がたくさんありました。
簡潔で分かりやすい物語だったため、気軽に読むことができました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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ラブコメ悪人警告

一部残酷表現あり・NScripter・ノベル・現代学園もの・中編・選択肢なし・ED1種類

男子高校生が、自身について研究していくことで、あることに気付くという内容です。
どちらかといえば、男性向けだと思います。

1章では、主人公はまだ自身に関する「あること」に気付いていません。
その段階では、作中で起こる様々な事象に対する彼の反応が自分とほとんど同じで、共感しながら読みました。

2章以降では「あること」が何なのか判明します。
それを知った後の主人公の行動には(よく考えるとタイトルにヒントがあったのですが)、驚かされるものがありました。そして、この人と似ているとは思いたくないという気持ちになりました。
ただ、周囲の人物がどのような対応をするのか気になるという理由で結局は最後までプレイしたため、内面は彼と一致する部分があることを否定できないような気がしました。

イラストは複数の方によって描かれているそうです。
この作品の舞台の設定と繋がっていることが分かる場面があり、世界観が面白いと感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。
おすすめ本が紹介されているページもあります。紹介文を読むことでこのノベルが、制作者の方の書きたいものが書かれたものだということがよく分かり、より好きになりました。

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