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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

仮にAくんとしよう

LiveMaker製・ホラーノベル・現代学園もの・短編・選択肢あり・
難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

冬に偶然図書室に集まった男子高校生たちが、怪談話をするという内容です。
単体でもプレイできますが、「Aくんと祭のむこう」というノベルを読んだ後にプレイすることを推奨します。その方が登場人物の把握がしやすく、END1の意味も分かりやすいと思います。
とはいっても、続編などではなく、パラレルワールドのような世界設定です。

選択肢では怪談のタイトルを選ぶようになっており、どれを読んだかによってエンディングが分岐します。
中には、「Aくんと祭のむこう」を彷彿とさせる場面もあり、感情が高ぶるような思いをしました。

ホラーといえば夏のイメージがある方が多いかもしれません。しかし、季節に関係なくホラーに触れる身としては、冬に合うホラーもあることを肯定されているような作品だったため、嬉しかったです。

登場人物が語る怪談の中では、「隣の異界」という物語が特に好きです。
全く読めなかったオチで、ドキッとさせられました。

けれども、個人的に1番怖いと思った瞬間は、END3です。
他のシーンは全てフィクションだと受け止められるものの、このエンドに近いことは現実でも起こり得るからです。実際、中学生の頃に似た出来事があり、それを思い出しました。
珍しいことではなく、同じ経験をした方は結構いるのではないかなとは思います。

制作者の方のサイトはこちらです。

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おつきさま

WOLF RPGエディター製・ADV・ファンタジー・短編・難易度低め・ED3種類(真ED1種類)

不思議な種族の生き物たちが暮らす世界が舞台となっているゲームです。
主人公が、友達の病気を治そうとするという内容です。

病気を治すためには月の光が必要とのことで、主人公は探しに行きます。
探索するうちに、空に浮かぶ「月」が生活に役立っていたことが分かります。今まではあまり気にしていませんでしたが、素晴らしいものだったのだと感じるようになりました。

ラストがどうなるかはある時点で予想がつきましたが、エンディングに繋がる伏線が結構あって面白かったです。
また、トゥルーエンドを見るために重要な役割を持っている、「黒ゴースト」というキャラクターが可愛いと思いました。

制作者の方のブログはこちらです。

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Feeling Sorry('Cause I Really Knew Nothing)

一部残酷表現あり・LiveMaker製・乙女ゲー・洋風・中編・
難易度普通・ED7種類・攻略対象3人

少女が偶然出会った少年に誘われて、ある施設を訪れるという内容です。
シリアス要素が強めの物語です。

イラスト、ストーリー共に独特の雰囲気がありました。どちらもフリーゲームだからこそ見られるタイプで、そこにはまりました。
特に、少年達が生活している施設に関しては、どのような目的があるのか知りたくなるような描写がありました。

恋愛ゲームですが、個人的に最も好みだと思ったのは女友達のルートです。
主人公を上手くサポートしているように見えて、彼女のような性格の人と親しくなれたら理想的だと感じました。

攻略対象の中でなら、ショーンというキャラクターのルートが1番好きです。
バッドエンドには辛いものがありました。その代わり、ハッピーエンドでは安心することができました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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ココア姫と伝説のパン

RPGツクールVX Ace製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類

お姫様が、伝説のパンを作るために材料を集めるという内容です。
パーティのメンバーは、ストーリーを進めることによって1人ずつ増え、最終的には4人になります。

このゲームのマップは、「横スクロール型」と呼ばれるものです。
こういったタイプのゲームはいくつかありますが、RPGでプレイしたのはこの作品が初めてで、新鮮でした。(1月17日追記……「初めて」というのは間違いでした。ただ、このゲームに新鮮さがあったことは確かです。)
後半からはちょっとしたアクション要素なものも出てきて、ゲーム性が強かったように思います。

キャラクターグラフィックは、一目見ただけでそれぞれの個性を想像しやすかったです。
また、ドット絵は表情や動きなどの変化が多く、可愛かったです。

特に好きなのは戦闘場面です。ある条件を満たすことによって、キャラクターが強い技を出します。
その際のカットインが面白く、敵に与えるダメージがかなり多くて、見ていて楽しかったです。

主人公のお姫様は、わがままという設定です。
しかし、エンディングを見ると、優しくて良い人であるように感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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冬のさざなみ

18歳以上推奨・NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・ED1種類

男子大学生が、バスの中で変わったノートを拾うという内容です。
彼はそれをきっかけとして訪れた場所で、ある男性に出会います。

関連作品としてフリー作品が1つ、シェア作品が1つありますが、その2つは18禁なのでご注意ください。
関連作をプレイした後の方が分かりやすいとは思いますが、単体でプレイしても問題ありません。

終始シリアスで、どこか怪しい雰囲気がありました。
けれども、それが原因で展開が気になって、読み進めることに夢中になりました。

主人公と男性が、関わり合うことでお互いに影響を与えていった点が特に好みです。
読み終わった後にストーリーを振り返ると、序盤と終盤では主人公の心情に大きな変化があったように思います。

この作品は「ふりーむ!」で公開されています。
制作者の方のサイトは18禁です

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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