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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

CROSS AFFAIR -菜の花が咲く場所で-

LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

鹿児島県にある、開聞町が舞台となっている物語です。
そこに関わった人々や、開聞町という場所で数年の間に起こった変化について書かれています。
登場人物は架空の存在ですが、作中で出てくる観光地は実際にあります。

このノベルは、短編集という形になっていて、各話ごとに主人公が変わります。ただし、全ての話が繋がっています。
最初の数話は疑問の残ったまま終わるので、どのような話なのだろうかと思いました。
しかし、読み進めていくと徐々に真相が明らかになっていき、はじめのあたりで持った疑問が解決しました。

また、タイトルにある菜の花の描写が印象的でした。
背景写真で菜の花畑が見られたところも、文章による描写も好きだと感じました。
序盤での登場人物の台詞に、「桜より菜の花が好き」といったものがあります。その発言に同意だと思いました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

2018年3月12日追記……現在は公開停止されているようです。

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恋の筆触分割

一部残酷表現あり・Ren'Py製・乙女ゲー・現代ファンタジー・学園もの・長編・
難易度やや高め・ED18種類・攻略対象6人+α

美大志望の女の子が、美術館に立ち寄った際に突然異世界に迷い込んでしまうというという内容です。
彼女はそこで美術系の学校に通うことになり、印象派・ポスト印象派と呼ばれる画家と出会います。

各キャラクターは実在した画家がモデルとなっています。ストーリーも彼らの生涯が元となっていて、勉強になりました。

私は元々絵が下手で美術の授業が嫌いだったので、芸術に関する知識がほとんどありませんでした。そのため、プロローグで著名な画家が描いた作品が紹介されていたのですが、最初は頭に入ってきませんでした。
しかし、わかりやすい物語を楽しみ、各ルートのクリア後に見られるようになる解説を読むことで、プレイ後には誰がどの絵を描いたのか理解できるようになりました。

プレイ順については、唯一ある程度知っている人物だからという理由で、ゴッホを最初に攻略しました。
ただ、世界観に関する真相が分かるルートだったので、後に見た方が良かったかもしれないと思いました。

恋愛要素としては、モネの文化祭に関するイベントと、マネのバッドエンドが特に好みでした。
どちらも普段とのギャップがあり、主人公の反応にも興味が持てました。

大体のエンドは、選択肢の後の会話から推測することができます。
けれども、END18だけは難しかったです。ネット上でヒントを調べることによって、1番最後に見るべきルートだということを知りました。
このエンドにたどり着けたときは、清々しい気持ちになりました。

制作者の方のサイトはこちらです。

ちなみに、番外編として公開されている「恋の筆触分割 スペシャルエディション」では、おまけシナリオ等が見られます。
各キャラクターについてのさらに詳しい設定や、このゲームを制作された方々の学校の雰囲気を知ることができ、こちらも楽しめました。

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ココット姫ときまぐれな亡霊

WOLF RPFエディター製・ADV・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

お姫様と、ランプの妖精がメインの物語です。
彼女たちは、偶然辿り着いた村で起こっている事件を解決しようとします。

作中で起こる事件は軽いものです。そのため、きつい展開になるという不安をせずにすみました。
真相は少し予想と違いましたが、面白いと感じました。

この作品で最も好きなのは、登場人物同士の会話です。
特に、メイン2人の掛け合いは、漫才のようでした。
また、話しかけるごとに台詞が変わるキャラクターが何人かいたことが嬉しかったです。

探索面については、作中にヒントが結構あるので、迷うような場面がありませんでした。

制作の方のサイトはこちらです。

2021年8月14日追記……現在、サイトはリンク切れです。ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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超人類の憂鬱

RPGツクールVX Ace製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類

魔法少女たちが依頼をこなしたり、所属する組織の問題に立ち向かったりするという内容です。
登場するキャラクターのほとんどはテンションが高いです。

演出が豪華で、驚かされる場面が多くありました。
また、マップなどにはサイケデリックな雰囲気があり、今までに見たことのないタイプのRPGだと感じました。

ボス戦以外の戦闘は難易度は低めで、さくさくプレイすることができ、爽快感がありました。
ラスボス戦では一度負けましたが、お助け要素があったので安心しました。
アイテムが入手できる場所もたくさんあり、快適でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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紅紫に咲く世界

LiveMaker製・乙女ゲー・和風・短編・難易度低め・ED3種類(真ED1種類)・攻略対象1人

紅い瞳を持っていることが原因で家に閉じ込められている少女が主人公です。
彼女はある日、鬼と出会います。

攻略対象である鬼の姿が美しく、ずっとでも眺めていられそうだと思いました。
見た目も綺麗ですが、性格もあるエンドを除いては素晴らしく、理想的な存在でした。

エンディングは攻略対象の好感度で変わります。
選択肢が分かりやすいものだったため、すぐに全エンドを回収することができました。

また、後日談にあたる「紅紫に染まる世界」という作品も公開されています。こちらはエンディングは1種類です。
けれども、選択肢によってキャラクターの反応に変化があり、面白かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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