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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

月の光と夜想曲 番外編

BL要素あり・NScripter製・現代学園もの・ノベル・短編・選択肢あり・ED1種類

「月の光と夜想曲」というノベルの後日談です。
本編より登場人物が増え、選択肢が追加されています。

エンディングは1つですが、選択肢によって途中の展開が変わります。
あるルートではわからなかった事柄が、別のルートを見ることで判明する点が特に楽しかったです。

スチルは、見たいと思ったタイミングで出てくるので嬉しかったです。
特に、本編のおまけシナリオと繋がりを持っているシーンのものが好きです。

新しく登場したキャラクターも、全員面白くて好感が持てました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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黄昏兎と星降る丘

WOLF RPGエディター製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類

老夫婦が想い出の場所を訪れに行くという内容です。
獣人がメインキャラとして出てきます。

戦闘は、始めのうちは厳しい部分がありました。しかし、後半からは回復アイテムが入手できる確率が上がり、プレイしやすくなりました。
(最初のバージョンでの印象です。今のバージョンでは戦闘バランスが修正されているそうです)

ストーリーは、「死」というものが大きく関わってくるものでした。
老夫婦はそれにしっかりと向き合っていて、切なさはあるものの、その中に穏やかさもあるような気がしました。

高校生の頃、倫理か何かの授業で、「リビング・ウィル(生前の意思)」という言葉を習いました。
それを体現したものが、このゲームであるように感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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風雲相討学園フラット2(無料配布版)

NScripter製・ギャルゲー・現代学園もの・中編・難易度普通・ED14種類・攻略対象6人

学園に入学した主人公が、クラスメイトたちと交流するという内容です。
前作にあたる「風雲相討学園フラット」に関連するネタがいくつかあります。しかし、ストーリーそのものは独立しているので、単体でプレイしても問題ないと思います。
現在あるのはフリー版のみですが、今後、機能やスチルなどが追加された有償版も販売されるそうです。

今作は、前作よりボリュームがありました。
オープニング映像やカットインによる演出も増えていて、豪華になったように感じました。

また、このシリーズの1番の特徴である、「たたみかけモード」と呼ばれる会話システムが、今回も楽しかったです(プレイすればすぐに分かることなので、システムの説明は省略します)。
複数のヒロインの好感度を上げるなど、条件によってキャラクターの台詞が変化することがある点が、特に面白かったです。

登場人物は皆個性的でした。攻略対象の中には、恋愛ゲームとしては珍しい設定のキャラクターが何人かいます。
このクラスに通っていたら、毎日変化があって日常生活に飽きないだろうなと感じました。

ギャルゲなので、ベストエンドは主人公とヒロインが結ばれるものとなります。
しかし、主人公が誰とも結ばれないエンドでも、彼らの今後に期待できそうなものがいくつかありました。

個人的に特に好きなのは、双子の姉のルートです。
会話の中で相手のことを知ることで、徐々に可愛いと思うようになりました。
また、彼女と合う異性は主人公しかいないという点に好印象を持ちました。1番最後に出てくる選択肢はどれを選んでも、主人公が格好良かったです。

ちなみに妹の方は、終盤でわかる彼女の秘密に衝撃を受けました。
けれども、彼女のベストエンドを見た後でそれまでに選んでいなかった選択肢を選んでみると、伏線となっている台詞がいくつかあったことが分かりました。

制作者の方のサイトはこちらです。

2020年9月7日追記……完全版の販売が開始されていました。攻略対象も増えているようです。ただし、完全版は18禁なのでご注意ください。

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Ghost Village

WOLF RPGエディター製・ADV・ホラー要素あり・現代ファンタジー・
短編・難易度低め・ED4種類(真ED1種類)

男子高校生が、「何でも願いが叶う」と噂されている村に迷い込むという内容です。
彼はそこで、化け物を目にすることとなります。

失敗するとゲームオーバーになるイベントがいくつかあります。
しかし、直前に注意が出てくるので、安心してプレイできました。難易度もあまり高くありませんでした。

怪しいと思ったキャラクターが主人公の味方だったり、その逆もあったりしました。
それが、世界観の魅力に繋がっているように感じました。

エンディングは、分岐するポイントが分かりやすかったです。ちなみに、エンド1がベストエンドとなります。
個人的に最も好きなのはエンド2です。この作品にはサブ主人公がいるのですが、主人公への想いが伝わってくるようでした。

途中に何度か一枚絵が挿入される演出も好きだと思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。

2020年11月5日追記……現在はエンディングが追加されて、全部で7種類になっているようです。

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若葉萌ゆ

LiveMaker製・ノベル・和風・短編・選択肢なし・ED1種類

武家の男が茶店の娘と出会うという内容です。
主人公は彼女と接することで、ある団子に関する秘密を知ることになります。

人と人とのつながりについて書かれていて、離れた場所にいる人とどこかでつながっていることもあるのだと思いました。
また、2人が出会った場面の時点で、親しくなって欲しいと感じました。

主人公の内面の描写が印象的でした。
他人の心情にはすぐに気がつくものの、自分自身の感情については自覚できていないところが面白かったです。

登場人物たちの恋愛には、彼らの生きる時代の都合で、うまくいかないことが出てきます。
それでも、メインキャラを応援したくなりました。

今後が気になるような物語でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

2023年1月5日追記……現在は、サイトがなくなっています。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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