忍者ブログ

お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

イミテーションオウガ

残酷描写あり・吉里吉里製・ホラーノベル・現代日本もの・
中編・選択肢あり・難易度普通・ED9種類

女子中学生が夏休みに、祖父の住む村を訪れるという内容です。
その村には秘密があり、彼女はそれに纏わる事件に巻き込まれていきます。

選択肢は、2周目以降に追加されるものがあります。
どのルートを見ても、衝撃的な展開がありました。

作中で起こる出来事は、実際に似たようなことがあれば悲しいだろうなと思いました。
この物語がフィクションで良かったです。

主人公を含め、登場人物たちはそれぞれ信念を持っています。中には、私個人としては、その考えは間違っているのではないかと感じるものがありました。
実際、作中では意見の相違から事件が起こっています。こういったことを防ぐためには、お互いに相手の意見を理解できるよう努力し、その上で何が正しいのかをしっかりと見極めることが必要なのかもしれないと思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。

2021年10月11日追記……サイトはリンク切れとなりました。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

拍手[0回]

PR

ミノニヨクシティ

RPGツクール2000製・ADV・ファンタジー・一部ホラー要素あり・
中編・難易度普通・ED3種類(真ED2種類)

「ミノニヨクシティ」という町に引っ越してきた男の子が、雑貨屋になるために1週間頑張るという内容です。
不思議な世界観が特徴の作品です。

オープニングにアニメーションが挿入されていて、びっくりしました。そしてこの時点で、面白そうと期待できました。

ストーリーは、ゲーム内で示される目標を達成するごとに進みます。
けれども、目標を達成する前にキャラクターとやりとりしたり、条件を満たすことで行ける範囲が広がるマップを探索したりするなどの
寄り道要素が楽しく、そちらを優先してプレイしました。
特にキャラクターとの会話は、作中の時間帯が変わると台詞が変わるという、好きな要素があり嬉しかったです。

入手できるアイテムの中には、使用すると登場人物の設定を少し知ることができるものもあります。
全てのキャラクターのことを理解できるようになる訳ではありませんが、その代わり、想像を膨らませるには役立つものでした。

主人公が引っ越してきた理由が判明する終盤までの過程にも魅力がありましたが、その後のおまけ要素も豊富で、たくさん遊べたと感じられるようなゲームでした。

制作者の方のサイトはこちらです。

拍手[0回]

以下ネタバレ

Phantom Love

WOLF RPGエディター製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類

騎士が王に頼まれ、さらわれたという姫を助けに行くという内容です。
王によると、姫をさらった犯人は「ファントム」と呼ばれるからくり人形だそうです。

戦闘は基本的に、丁度良いバランスでした。
状態異常は厄介だと感じるときもありましたが、戦闘が終わると必ず回復するので安心できました。

ストーリーは、王道的なものでした。
主人公の敵となるファントムについては、登場人物による噂話などから、悪いものではないように思いました。
また、王と姫の親子関係については、それぞれがお互いのことを語る描写があります。2人の本心を知ることができる場面が特に好きです。

制作者の方のサイトはこちらです。
ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

拍手[0回]

魂々

756円・体験版あり・残酷描写あり・吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・伝奇・
長編・選択肢なし・ED1種類

タイトルの読みは「こんこん」です。
中学生3人が、不思議な現象と関わることになるという内容です。

体験版では、1章全てをプレイできます。
結構ボリュームがあり、きりの良いところで終わるので、まずはこちらを見てみると良いかもしれません。
メイン3人が交流する様子に、青春らしさがあって好きだと思いました。ギャグもあり楽しかったです。

製品版からプレイできるようになる2章では、語り手が変わります。1章を読んでいたときは知らなかったのですが、本当の主人公はこちらでした。
そして、シリアス要素と伝奇要素が強くなります。体験版とかなりギャップがあって驚きました。
1章でもところどころ触れられる場面があったのですが、主人公の秘密がわかります。それに関することで葛藤する様子や、作中で起こる事件は、想像以上のものでした。

また、製品版の1章では、体験版にはなかったスチルが見られます。
見たかった場面のものだったため、嬉しかったです。

紹介ページはこちらです。

拍手[0回]

KILLER BEAR

残酷描写あり・RPGツクール2000製・ホラーADV・洋風・中編・
難易度高め・ED複数(真ED1種類)

パーティをしている子どもたちのところへ、「キラーベア」と呼ばれる化け物がやってくるという内容です。

このゲームは、登場人物の生死によってエンディングが分岐します。
初プレイ時にはそれに気付かず、終盤まで見て「1番良いエンディングを迎えられた」と考えていました。
しかし、エンディング後にランクが発表され、そうではなかったことを知りました。

分岐するフラグは細かく、タイミングを合わせることが求められるものもあります。
もしかしたら今までエンディングを回収できたゲームの中で、最も難しかったかもしれません。

それだけ難易度が高くても、夢中になれるものがありました。
楽しいパーティに変化が起こる様子や、容姿はかわいいものの行っているものはかなり怖い「キラーベア」といった、ギャップにはまりました。

セーブ画面が、登場人物たちのおかれている状況によって変わるところも好きです。
また、洋画をよく見るような方であれば、各キャラの個性に注目して楽しむこともできるのではないかなと思います。

制作者の方のサイトはこちらです。

2022年1月7日追記……現在、サイトはリンク切れのようです。

拍手[0回]

Page:
Top:
お気に入りと自由帳

カレンダー

04 2025/05 06
S M T W T F S
2
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

リンク

カテゴリー

最新コメント

[04/21 Dreal広報担当]
[04/21 Dreal広報担当]
[02/14 なんこつ]
[02/14 なんこつ]
[02/03 たぬき]

最新記事

プロフィール

HN:
須戸
性別:
女性
自己紹介:
現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

アクセス解析

Designed by 0x85ab.