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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

魂々

756円・体験版あり・残酷描写あり・吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・伝奇・
長編・選択肢なし・ED1種類

タイトルの読みは「こんこん」です。
中学生3人が、不思議な現象と関わることになるという内容です。

体験版では、1章全てをプレイできます。
結構ボリュームがあり、きりの良いところで終わるので、まずはこちらを見てみると良いかもしれません。
メイン3人が交流する様子に、青春らしさがあって好きだと思いました。ギャグもあり楽しかったです。

製品版からプレイできるようになる2章では、語り手が変わります。1章を読んでいたときは知らなかったのですが、本当の主人公はこちらでした。
そして、シリアス要素と伝奇要素が強くなります。体験版とかなりギャップがあって驚きました。
1章でもところどころ触れられる場面があったのですが、主人公の秘密がわかります。それに関することで葛藤する様子や、作中で起こる事件は、想像以上のものでした。

また、製品版の1章では、体験版にはなかったスチルが見られます。
見たかった場面のものだったため、嬉しかったです。

紹介ページはこちらです。

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KILLER BEAR

残酷描写あり・RPGツクール2000製・ホラーADV・洋風・中編・
難易度高め・ED複数(真ED1種類)

パーティをしている子どもたちのところへ、「キラーベア」と呼ばれる化け物がやってくるという内容です。

このゲームは、登場人物の生死によってエンディングが分岐します。
初プレイ時にはそれに気付かず、終盤まで見て「1番良いエンディングを迎えられた」と考えていました。
しかし、エンディング後にランクが発表され、そうではなかったことを知りました。

分岐するフラグは細かく、タイミングを合わせることが求められるものもあります。
もしかしたら今までエンディングを回収できたゲームの中で、最も難しかったかもしれません。

それだけ難易度が高くても、夢中になれるものがありました。
楽しいパーティに変化が起こる様子や、容姿はかわいいものの行っているものはかなり怖い「キラーベア」といった、ギャップにはまりました。

セーブ画面が、登場人物たちのおかれている状況によって変わるところも好きです。
また、洋画をよく見るような方であれば、各キャラの個性に注目して楽しむこともできるのではないかなと思います。

制作者の方のサイトはこちらです。

2022年1月7日追記……現在、サイトはリンク切れのようです。

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ウソにまつわるエトセトラ

NScripter製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり

「嘘」をテーマとした物語が2本収録されている短編集です。
2015年のエイプリルフール企画として公開された作品です。

そのうちの1本である、「ダウト/ダウト/ダウト!」は、男女が電車に乗りながらトランプのダウトというゲームをするという内容です。
2人の関係が特殊で、興味深いものでした。私自身はダウトをした覚えはありませんが、文章を読むことでゲームの特性がわかり、それが2人の人生に影響を与えていることを知り、すごい遊びなのだなと感じました。

こちらの作品には、選択肢が1ヶ所あります。普通のノベルとは異なった意味を持つもので、こういう展開も面白いなと思いました。

個人的に特に紹介したいのは、もう1本である、「それは偶然の一致」という物語です。
こちらには、ある仕掛けが隠されていて、初プレイ時にはびっくりさせられました。
その頃は4月だったのですが、この仕掛けを見て、「別の季節に読んでみるとどうなるのだろう」と考えました。
実際に夏にプレイしてみて、少しではありますが、春とは違った楽しみ方をすることができました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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星が落ちる海

吉里吉里製・ノベル・現代日本もの・ファンタジー要素あり・中編・選択肢なし・ED1種類

男子大学生が、人魚と出会うという内容です。
童話「人魚姫」が元になっていますが、舞台が現代の日本ということもあり、ストーリーは全く異なります。

この作品をダウンロードしたきっかけは、「ふりーむ!」に載っていたスクリーンショットです。人魚が綺麗で、惹かれました。
実際にプレイしてみて、他のスチルも美麗で、好きになりました。

人魚がどのような存在であるかは、ストーリーが進むことで徐々に判明していきます。
事前にしていた想像と違った展開もあり、面白かったです。

主人公は天文部に所属しています。これが、タイトルなどと関連していて印象的でした。
また、天文部のメンバーや主人公の幼馴染など、彼を取り巻く環境について描写された場面を読むと、バッドエンドになるとその後が大変そうだと感じました。プレイ中だけでなく終わった後も、似たようなことを考えました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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Planet love story

RPGツクール2000製・ADV・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

月の世界にいる男女が主人公の物語です。

このゲームの場合、起動する前にしていただきたいことがあります。フォルダに同梱されている、「episode 0」というファイルを見ることです。
前日譚が読めるので、本編を理解しやすくなると思います。

この作品は、キャラクターを横スクロールさせることによって、ストーリーが進みます。
今ではこういうタイプのものはいくつかありますが、公開された当初は珍しさがありました。

グラフィックやBGMによって、不思議な世界観が醸し出されていました。
そして、愛しさと切なさが残るような内容でした。

制作者の方はこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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