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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

最大限のアレで君と一夜を共にしよう

WOLF RPGエディター製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

魔物と人間が別々に暮らしている世界で、女子高生が魔物に関わることになるという内容です。
「君と一夜を共にするために最低限不必要な何か」というRPGの続編にあたりますが、単体でもプレイできます。

説明書等の注意事項にも書いてありますが、人を選ぶようなネタが多くあります。
プレイを初めてすぐに出てくるネタに共感を覚えたため、私にとっては受け入れやすいものでした。

謎解きについては、後半にゲームオーバーとなるイベントが多数用意されているので、こまめなセーブが必要です。
戦闘は、こまめに回復をすれば問題ない難易度でした。

ストーリーは、メインキャラの関係性を見ることが楽しかったです。
その中でも、主人公とその後輩2人との、すれ違う心理描写が好みのものでした。主人公に心の中でツッコミを入れながらプレイしました。

そして、トゥルーエンドのラストシーンには、心に響くものがありました。

制作者の方のサイトはこちらです。攻略のヒントも載っています。

2021年8月14日追記……現在、サイトはリンク切れです。ゲーム自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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以下ネタバレ

村雨

15歳以上推奨・残酷描写あり・RPGツクール2003製・ADV・
現代日本もの・中編・難易度やや高め・ED3種類(真ED1種類)

修学旅行のためバスに乗っていた生徒たちが、事故に巻き込まれるという内容です。彼らは、偶然近くにあった村に寄ることになります。
アクション要素がいくつか含まれます。

舞台となっている村には、大きな秘密があります。人間の怖さに関するものです。
こういったタイプのストーリーが好みなので、真相に近付くにつれ、気分が高揚していきました。
また、登場人物たちの人間関係が興味深く、少しずつ見えてくる彼らの本音を知ることが楽しかったです。

そして、トゥルーエンドの最後に出てくる文章が衝撃的でした。
プレイしたのは数年前なのですが、このラストシーンははっきりと覚えています。

このゲームには、1度見たイベントをスキップできるアイテムが存在します。
かなり便利で、2周目以降をプレイするときに嬉しい機能でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

2018年3月6日追記……現在は、真ルートというものが追加されているようです。

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あまやどり

15歳以上推奨・CatSystem2・ノベル・現代日本もの・中編・選択肢あり・ED1種類

男子学生が雨の日に、不思議な少女と出会うという内容です。
2人は数日間、一緒に過ごすことになります。

ヒロインには、普通の人とは異なる特別な点があります。
それによる、2人が会話をしている場面での周囲の態度にリアリティを感じました。彼女のような相手と話している人を見れば、自分も同じような反応をする気がします。
主人公にとっては快くないものではあります。しかし、彼はそのような反応をされていると知っていても、普通の女の子と同じように接していて、すごいと思いました。

この作品で特筆したいのは、後半にある、ヒロインの過去が判明するシーンに関してです。
近い出来事は、実際の歴史上でもあったといわれています。しかし、あってはならなかったと考えます。
その「あってはならなかった」ことについて語られている場面のある、このノベルような作品に触れることで、同じ意見の人もいるだろうなという期待を持つことができました。

スチルは表情差分が多く、何度見ても飽きませんでした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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柳太郎伝記~奇住山編~

WOLF RPGエディター製・ホラーADV・和風・短編・難易度やや高め・ED1種類

陶芸家とその弟子が、異世界に入ってしまい事件にまきこまれるという内容です。
単体でもプレイできますが、前作をプレイした後の方がより楽しめます。

アクション要素が多く、このシリーズの作品の中では1番難しかったです。
とはいっても、前半を乗り越えられれば後はなんとかなりました。

また、このゲーム独自のシステムが少しあります。こちらについてはわかりやすかったです。
使用することによって先に進められる面白さも感じられました。

今作では、弟子がストーリーに大きく関わってきます。
これまで知らなかった設定を見ることができて嬉しかったです。彼女は、好感が持てる性格でした。

前作のヒロインと主人公の関係は、今回も描写されています。それが嬉しかったです。

イベントシーンで挿入される一枚絵に、印象的なものが多くありました。

制作者の方のブログはこちらです。攻略のヒントも載っています。

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ねこの帰り道

LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度普通・ED24種類(真ED1種類)

猫好きの男子高校生が、偶然見かけた猫を追いかけるという内容です。
その途中で、彼は様々な出来事に遭遇します。

今年始め、制作者の方が公開されたホラーADVである、「狂い月」にかなり衝撃を受けました。そして、作中で少し触れられていた前作もプレイしようと思いました。
前作であるこちらはコメディで、「狂い月」とは全く異なった雰囲気がありました。

選択肢は全て2択で、間違えるとすぐにいずれかのエンドに到達します。
始めに見たのは、1番最初の分岐から見られるEND1でした。意外な展開で面白く、それをきっかけにコンプリートしようと決めました。

中にはランダムで正解が変わるものがあり、終盤では何度もバッドエンドになってしまいました。
その代わり、トゥルーエンドを迎えることができたときは嬉しかったです。
最後には作中で起こった騒動について主人公が語る場面があるのですが、このようなまとめ方をするとは考えていなかったという内容でした。けれども、正しいことを言っているようにも思いました。

また、バッドエンドでのみ登場するキャラクターやスチルがあるので、正規ルート以外も楽しめました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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