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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

カエリミチ

RPGツクールVX Ace製・ホラーADV・現代日本もの・短編・
難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

男性が会社から帰宅するという内容です。
どこへ移動するかという選択肢を選んで進めるタイプのゲームです。

ゲームを進めることで、作中では徐々に不穏な出来事が起こります。
背景が実写で、リアリティがありました。また、同じ場所でも進捗状況によって変化があることで、より怖さが際立っているように感じました。

バッドエンドは終盤の選択肢で分岐するので、エンディング回収が楽でした。
基本的にはいつでもセーブできるのも助かりました。

もし主人公と同じ状況に自分が実際におかれたら、バッドエンドになる行動を取ってしまいそうな気がしました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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以下ネタバレ

オカルト対策委員会 偽物の預言者

残酷描写あり・YU-RIS製・ホラーノベル・現代学園もの・短編・
選択肢あり・難易度普通・ED6種類(真ED2種類)・ボイスあり

男子生徒が、「オカルト対策委員会」というものに所属することになると思います。
ある日、彼の元に、女子生徒が相談をしに来ます。

女子生徒の相談内容は、自分と友達が、「預言者」を自称する人物に、死ぬ時期を言われたというものです。
「預言者」の発言が謎めいていて、目的が読めませんでした。

どのルートでも原因と結果がはっきりとしている点と、エンドによっては、他のエンドを連想させる場面があった点が特に好きです。

バッドエンドはスチルがグロテスクで、ホラー要素も強かったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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イケメン王子を手に入れろ! ~ミケとシバの魔物狩り譚~

WOLF RPGエディター製・RPG・ファンタジー・短編・難易度低め・ED1種類

「魔物狩り」という職業に就いている少女が、洞窟にいる魔物を倒しに行くという内容です。
彼女の目的は、魔物を倒したことを知った王子と結婚することです。

スクリーンショットを見て、王子が本当にイケメンだと思ってダウンロードしました。
けれども、実際にプレイして各キャラの言動を見てみると、王子より良い男が近くにいると、主人公に言いたくなりました。

序盤に伏線が張られていたので、ラスボスはすぐに予想できました。
しかし、真相を知った後の主人公の発言の中に、久しぶりに目にした単語があり、それが想定外でした。

このゲームの特に好きなところは、説明書に「ゲームの特徴」として書かれていたもの2つです。
1つは本棚を調べることで世界観がわかる点、もう1つは、装備品の入手など条件を満たせばパーティメンバーの会話が見られる点です。

前者は、ダンジョンにアイテムが落ちていることに理由があるなど、細かい設定を知ることができて楽しかったです。
後者は、元々キャラクターの掛け合いを見ることが好きなので、それがたくさんあって嬉しかったです。また、レベル上げの参考になる会話もありました。

アイテムやスキルの説明欄に書かれていた文章も面白かったです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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人間ぎらいの魔王

吉里吉里製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢なし・ED1種類

人間と離れた場所に暮らしている魔王が、1人の女の子と出会うという内容です。

影絵でできた立ち絵とその動きを見て、昔NHK教育の「こども人形劇場」という番組で放送された、「パンをふんだ娘」というサブタイトルの回を思い出しました。
また、文章はですます調で書かれていて、絵本のような印象を受けました。
とはいえ、全体的なストーリーは子ども向けではなく、この作品独自の魅力があったように感じました。

ある日、2人の間に問題が起こります。そこからの展開にはまりました。
タイトルには「人間ぎらい」とありますが、本当はこの物語の魔王は人間のことが好きなのではないかなと考えました。

最初から最後までシリアスな作品でした。
制作者の方のノベルで初めてプレイしたものはコメディだったため、そちらとのギャップがありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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もしも…幽霊屋敷に泥棒が入ったら…

WOLF RPGエディター製・ホラーADV・現代日本もの・短編・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)

ゲーム内容は大体タイトルの通りです。
価値のあるといわれる、ペンダントを見つけることが目的です。

このゲームは、パロディがメインとなっています。アニメや小説、有名人の発言など、様々なジャンルのものが元ネタとなっています。
元ネタが有名なものが多かったのでわかりやすく、楽しかったです。また、初公開されたのが2014年ということもあり、今となっては懐かしさを感じるものもありました。

時折選択肢が出てきますが、エンディング分岐には影響がありません。
ただ、これにもパロディが多く含まれていて、どの選択肢もその後の反応が気になるようなものでした。

主人公には、漢字が苦手という設定があります。これは、後々、ストーリーに関わってきます。
始めはネタだと思っていたものがシリアスな展開に繋がっていたところに、意外性がありました。

1週目では、いくつかの謎が残るエンドに辿り着きました。
しかし、そのラストで、トゥルーエンドのヒントとなる会話が見られたので、エンディング回収をしやすかったです。
トゥルーエンドは、この作品の中で最もホラー要素が強かったように感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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