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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

素直な赤ずきんと嘘つきなオオカミ

ティラノスクリプト製・ノベル・ファンタジー・短編・選択肢あり・難易度低め・ED4種類(真ED1種類)

赤ずきんちゃんがおばあさんの家へ向かうという内容です。
道中で彼女は、嘘つきなオオカミ少年と出会います。

序盤に出てくる語りが面白かったです。
その時点で、よく知られている童話の「赤ずきん」とは違った物語なのだということがわかりました。

作中で何度か出てくるオオカミ少年の言葉を、「信じる」か「信じない」かを選ぶことによって、ルートが分岐します。
タイトルがヒントとなっていたので、正解がわかりやすかったです。
どちらを選んでも、キャラクターの個性が目立っていたように思います。

背景が絵本のようだったところや、立ち絵が可愛かったところも好きです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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スマイル0円~タダで欲しけりゃくれてやる!!~

12歳以上推奨・BLゲーム・LiveMaker製・現代日本もの・短編・
難易度低め・ED6種類・攻略対象2人・ボイスあり

ファーストフード店で働く青年が、変わった注文をしてくる客と毎日関わることになるという内容です。
以前も公開されていた時期がありましたが、現在はボイスが追加されたバージョンが公開されています。

タイトル画面やセーブ・ロード画面にハンバーガーの絵が出てくるなど、ゲームデザインにファーストフード店らしさがありました。
また、登場人物の容姿が格好良く、ドキドキさせられる場面が多くありました。

この物語では、主人公の日常生活が、ある日を境に大きく変化します。変化するきっかけとなったものは、人との付き合い方に関係するものです。
プレイしながら、相手の気持ちを読み取り円滑にコミュニケーションをとることの難しさについて、考えさせられました。

個人的には、同じバイト先で働いている友人のルートが好きです。
プレイヤーの視点であれば、主人公やもう1人の攻略対象の一言一言に反応している様子に気付くことができます。そのため、彼の抱えている想いが主人公に伝わって欲しいと、応援したくなりました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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三色有形

吉里吉里製・ノベル・和風・短編・選択肢なし・ED1種類

死後の世界が舞台となっている物語です。
主人公はそこで生活をすることによって、失っている生前の記憶を取り戻そうとします。

イラストが綺麗で、画面演出も世界観に没入できるものでした。
文章は縦書き表示で、文体とあいまって小説を読んでいるようでした。

全体的に静かな雰囲気が漂っていて、プレイしていると落ち着いた気分になりました。

中盤から、物語の鍵となる人物が登場します。その人と主人公の関係に、興味を持ちました。
特別な間柄で、作中では、主人公が介入しすぎることは良くないとされます。けれども、2人が親密になるような描写があると、喜ばしく思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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非公認戦隊アキバレンジャー

特撮・現代日本もの・全13話

戦隊ヒーローものが大好きな青年が、2人の女性とともに、自らも変身して戦うことになるという内容です。
2期も存在するようですがまだ1期しか見たことがありません。そのため、1期のみの感想となります。

この作品の最大の特徴は、日曜日の朝に放送されている、「スーパー戦隊シリーズ」のセルフパロディであるというものです。
過去に放送されたシリーズに関連するネタが盛りだくさんなので、特撮が好きな方であればかなり楽しめると思います。

一方、私の場合はあまり詳しくないので元ネタがわからないものも多かったのですが、主人公による熱い解説などにより、興味を持つことができました。
元ネタに見覚えがあったものだと、「戦闘シーンになると急に舞台となっている場所が変わる」といった、元作品では都合上触れられていないことにもツッコミが入れられていたことが特に面白かったです。

過去のシリーズに関連する方々がゲストとして出演されている点も、嬉しいポイントであるように感じました。
特撮の制作風景が映されているような場面で登場されている回もあり、現場を覗き見しているような気分になりました。
また、有名な声優の方も何人か関わっているので、アニメ好きの方にも楽しめる要素があると思います。

最終回を見終わった後の1番の感想は、「元ネタであるスーパー戦隊シリーズを見たい」というものでした。
テレビで放送中のものをリアルタイムで見ることはほとんどできないのですが、当時公式配信されていたものを2作品全話見るきっかけになりました。

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シェリラベット

吉里吉里製・乙女ゲー・ファンタジー・短編・難易度普通・ED3種類(真ED1種類)・攻略対象1人

姫とその専属騎士が、とある事情で竜に会いに行くという内容です。
一部、2週目以降になると見られるイベントがあります。

旅の最中では、トラブルが起こることがあります。選択肢によっては、緊張感を持った場面もありました。
しかし、騎士が有能で、この人と一緒ならどのような苦難に遭ってもヒロインは無事だろうと思いました。

今まで、恋愛ゲームは基本的に、「主人公が誰かと仲良くなっていくうちに、相手の抱えている秘密を知るようになる」というものだというイメージを持っていました。
しかし、この作品の場合、攻略対象をはじめとする周囲の人物は敢えて、主人公に秘密を明かしません。
相手のことが好きだからこそ知られたくないことがあるという、彼らの気持ちには理解できる部分があるような気がしました。

本編で語られなかった隠し事は、おまけシナリオを読むことでわかります。
時折本編で片鱗が示されてはいたのですが、それでもストーリーの印象が変化するものでした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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