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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

砂の上の楼閣

15禁・残酷描写あり・WOLF RPGエディター製・ホラーADV・和風・
短編・難易度やや高め・ED2種類(真ED1種類)

楼閣に閉じ込められている少女が、外に出ようとするという内容です。
アクション要素が多めのゲームです。

マップやキャラクターのグラフィックに、惹かれるところがありました。
また、ゲームオーバー時の演出が怖かったです。

敵から逃げるイベントが多くあり、動く障害物を避けながら進めなければならないため、苦戦しました。
けれども、捕まってゲームオーバーになった後、直前から再開できる仕様となっていて、助かりました。

最初に見たエンディングはEND2です。この時は、状況が読み取れない部分がありました。
しかし、END1を見ることで、全ての真相が理解できました。そして、END2は切ないものだったのだと感じました。
この作品には人に危害を与える存在が出てくるのですが、だからといって嫌いにはなれないと思いました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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Sカレ、Mカレ

ノベル・現代学園もの・中編・選択肢あり・難易度普通・ED9種類(真ED2種類)・ボイスあり

中学時代のことを後悔している男子高校生が、同じ中学に通っていた女子生徒と関わることになるという内容です。
1章での選択肢次第で、主人公が積極的な性格になる「Sカレルート」と、消極的な性格になる「Mカレルート」に分かれます。

タイトル画面にアニメーションがあったり、ボイスと全く同じタイミングでキャラクターの口が動いたりと、演出面がすごかったです。
また、「フローチャートシステム」というものがあり、自分がどの場面を読んでいるか確認できます。攻略するための参考になり、嬉しかったです。その中でも、既読率を見ることができた点は、読み進める気力にもなりました。

プロローグの時点では、主人公に対してはマイナスイメージを持っていました。
しかし、最後まで読むと、少し勘違いをしていたことがわかりました。

SカレルートとMカレルートで登場人物の印象が変わるところが面白かったです。
個人的にはメイン2人に関しては、Sカレルートの方が将来性がありそうで好みです。けれども、他のキャラクターについては、Mカレルートの方が好感が持てることがありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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月の光

百合要素あり・ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・
選択肢なし・ED1種類・ボイスあり

学校を卒業して別々の進路へ進む少女2人が、別れる前に語り合うという内容です。
プレイ開始時にボイスを選ぶことができます(ボイスなしも選べます)。

文章から、2人のこれまでの関係を想像でき、たくさんの思い出を作ってきたんだろうなと考えました。
また、将来について語られる場面もあり、彼女たちが今後歩む人生を追いかけてみたくもなりました。

この物語は、「別れるから悲しい」というだけのものではありません。そこに、好感が持てました。
個人的には、「そのままの君で」という合唱曲を思い浮かべました。このノベルは百合要素ありなので少々異なりますが、歌詞とリンクするような部分が結構あるような気がしました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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綴られし千の思い

LiveMaker製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢なし・ED1種類・ボイスあり

女子生徒が作文の宿題を頑張るという内容です。
しかし、気が付くと作文用紙には、彼女が書いていないはずの文字が書かれています。

タイトル画面が作文用紙をイメージしたものとなっていて、プレイする前から本編に期待できました。
本編では絵がぬるぬる動いて、見ていて面白かったです。

ストーリーは、主人公と、幼馴染である「彼」との関係が中心となっています。
導入部分でも語られますが、彼はとある秘密を持っています。秘密が明かされたとき、さすがにそれには気付けなかったと思いました。

前半で持ったイメージが、後半で覆された作品でした。
文章にあるトリックがあったところが特に好きです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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闇色スターナイト

RPGツクールMV製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED1種類

魔物である少年が、アイドルを目指すという内容です。
同じグループに入ってくれるメンバーを集め、コンテストに出場することがゲームの目的です。

「魔物」と「アイドル」という組み合わせに、斬新さを感じました。
人間とは異なる特徴を持ってはいるものの、集まってくるメンバーにはそれぞれ魅力的な個性がありました。そして、本質的には人間と変わらない部分もあるのかもしれないと思いました。

作中では、この物語の世界で有名となっている曲を、キャラクターが歌う場面が出てきます。
実際に歌声が流れる訳ではありませんが、何度か歌詞を見たり、登場人物がその曲について語っていたりすると、段々と良い曲であるように感じました。

経験値は、戦闘だけでなく、街の中にいる人に話しかけたり、お金を払ってステージでライブをしたりすることによっても手に入ります。
この点が、探索が好きな私にとっては楽しいポイントでした。特に、同じ人物でもストーリーが進むと台詞が変わり、その度に経験値を得ることができるところが嬉しかったです。

また、制作者の方の他の作品をプレイしたことがあれば、より楽しめるネタもいくつか用意されていました。
ストーリーに直接の影響はないので、未プレイでも支障はありません。

制作者の方のサイトはこちらです。

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