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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

世界で一番悲しい笑顔

LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・中編・選択肢なし・ED1種類

就職に失敗して毎日パチンコに通っている青年が、公園で1人の女子と出会うという内容です。
彼女と出会ってからは、主人公の生活に変化が訪れます。

説明書等の注意書きにもあったためわかってはいたのですが、第1章の段階では正直、主人公にマイナスイメージを持っていました。
パチンコへの依存の仕方が、あまりにも酷いと感じました。

しかし、ストーリーを進めていくうちに、好感が持てる人物へと変化していきました。
主人公とヒロインの2人は、交流することでお互いにプラスとなる影響を与えていて、そこが魅力的でした。

また、料理の描写が面白かったです。
初めて料理を作る場合だと、このような思考をすることもあるのかと驚く場面がありました。一方で、参考になる文章もありました。

ネタバレになるため多くは語れませんが、エンディングを迎えた後は、頑張って生きようと思えるような作品でした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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きみと雪どけ

WOLF RPGエディター製・ホラーADV・現代日本もの・短編・難易度低め・ED3種類(真ED1種類)

少年が、普段とは少し様子の異なる自室で目覚めるという内容です。
家の中のものを調べていくうちに、彼は少しずつ過去の出来事を思い出していきます。

開始時は、一見すると、ゲームの舞台となっている主人公の部屋は、幸せそうな空間であるように感じました。
しかし、徐々に変化が起こり、軽めではあるものの、じわじわとした怖さがありました。

窓を調べたときにわかる外の天気がストーリーの進行度によって変わることが、主人公の心情などと重なっているようで、好きな表現でした。

タイトルにある「きみ」の正体は、ダウンロードする前に予想していたものとは異なりました。
けれども、主人公にとって、かけがえのない存在なのだろうなと思いました。

制作者の方のブログはこちらです。

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しあわせの夢

ティラノスクリプト製・ノベル・近未来・SF要素あり・中編・選択肢なし・ED1種類

男性教師が、高校生時代の先輩と再会するという内容です。本来であれば、ある事情により、2人が再会する機会はないはずでした。

このノベルは章仕立てとなっており、基本的には前半に高校生時代の回想シーンが挟まれ、後半に再会した後の出来事が展開されるという構成になっています。
前半と後半で画面デザインが少々異なるので、どのくらい読み進めたのかという、大体の目安になりました。

先輩は、多くの人が選ばないような行動をとるような人です。
彼女の考えていることは、最後まで読めませんでした。けれども、そこに惹かれました。

先輩の名前に関係している場面が、印象に残りました。
主人公の台詞と、画面演出の両方が好きです。

制作者の方のサイトはこちらです。


2021年11月28日追記……現在、サイトはリンク切れのようです。
作品自体は、「ふりーむ!」で公開されています。

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たゆたう想いのフーガ

WOLF RPGエディター製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類

人形と人形遣いが秘宝を集める旅をするという内容です。
ストーリー性が強く、文章量多めのゲームです。

戦闘で使えるスキルを覚える方法は、大きく分けて2通りあります。
どちらのパターンも、新しい技を覚えるたびにいろいろと試してみたくなるものでした。

慣れないうちはゲームオーバーになってしまうことが多くありました。
しかし、ボス戦以外であれば敵と遭遇しても必ず逃げることができるので、体力が少なくなれば一旦逃走して回復するという手段をとれば、さくさく進められました。

ストーリーは、人形と人間の差異が強調されているものでした。
時折挟まれる回想シーンに、切なさがありました。また、倫理というものについて、考えさせられるものでもありました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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ちー兄はちっさい!!!!

BLゲーム・ティラノスクリプト製・現代日本もの・短編・難易度低め・
ED4種類(真ED1種類)・攻略対象1人

男子高校生の家に、年上の幼馴染が訪れてくるという内容です。
幼馴染は年上でありながらも主人公より背が低く、苦手なものも多くあります。

作中では、現在の状況と過去の回想の2つが描写されています。
過去と現在で、2人の立場が入れ替わっていて、面白かったです。

それでありながらも、お互いに相手のことを大切に想っているところが、素敵だと感じました。
年月が過ぎることで変化するものもあれば、変わらないものもあるという点に、安心感を覚えました。

エンディングは主人公の内面をよく知ることができる、らぶらぶエンド(トゥルーエンドにあたります)が1番好きです。
しかし、エンド4も登場人物の反応が可愛いくてとても楽しめました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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