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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

彼の止まった時間と過ぎ行く彼の季節

ティラノビルダー製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢あり・難易度低め・ED2種類

男性が、子どもの頃一緒に遊んでいた友達に会いに行こうとする内容です。
夏の出来事が描写された作品です。

前半には、主人公の回想が挟まれます。
成長していくにつれて変わっていく人間関係などについて、共感できるところがありました。そして、彼と同じようなことは、多くの人が経験しているはずだと思いました。

後半では、大人になった友人がどうなったのかが分かります。2通りあるルートはどちらも変化が大きいのですが、リアリティを感じました。
また、自分自身と照らし合わせて考えてもみました。どのような結果であれ、大切だった人の現在の状態を知らないよりは、知っている方が満足できるように思いました。

エンディングはどちらかといえば、下の選択肢を選んだときのものの方が好きです。
終盤での友人の表情が素敵だと感じました。

ゲームの紹介ページはこちらです。

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エインワーズ家の従僕たち2

RPGツクールVX製・RPG・ファンタジー・中編・難易度普通・ED1種類・一部ボイスあり

「エインワーズ家の従僕たち」というRPGの続編です。
従僕たちが、仕えている家に言い渡された任務のため、ある薬の秘密を探るという内容です。

戦闘は基本的に、メインキャラ5人の中から参加するメンバー3人を選ぶシステムとなっています。
戦闘中でも入れ替えることができ、レベルアップするタイミングは全員同じなので、私にとって嬉しかったです。
また、戦闘に参加していないキャラクターが援護してくれることがあり、皆で協力し合っているという気持ちになれました。

グラフィックは、体力の状態によって表情が変化したり、必殺技を使用したときにカットインが入ったりと、見所が多くありました。
ボイスはON/OFの切り替えが可能ですが、ONにすることをおすすめします。どのキャラクターもイメージ通りでした。

ストーリーは、勧善懲悪といったものでした。
道中立ちふさがる困難を乗り越えていく過程は応援したくなるものであり、問題が解決した後はすっきりとしました。

アイテムがたくさん入手できた点や、パーティメンバーのことをより知ることができるサブイベントがいくつかあった点も、楽しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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現状報告

クリア済み(全てのエンディングを回収できたもの)でそのうち記事に書きたい作品……48本

これから触れてみたいフリー作品……96本くらい

気になっているシェア作品……3本

現在制作中という情報があり、完成したらプレイしたい作品……9本

数えてみるとたくさんありました。
必ずしも全てをプレイするとは限りませんし、クリアしたとしてもこのブログの記事には書かないこともあるのですが、それでも結構時間がかかりそうです。

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AliceNightmare

一部残酷表現あり・LiveMaker製・乙女ゲー・中編・
難易度やや高め・ED12種類・攻略対象3人+α

伯爵家の娘が父親から虐待を受けながらも、屋敷での日々を過ごすという内容です。
「お茶会への招待状」というゲームとリンクしている要素が一部あります。ストーリー自体は独立しているので、それぞれ単独でプレイしても問題ありません。

このゲームは、主人公の設定が物語の中で重要となっています。
彼女は、虐待等の嫌なことがあったとき、逃避策としてある方法をとります。それは、周囲の人から見ると、異常な行動に映ります。このため、主人公と他の人たちとの間には、異なった認識が生まれます。

原因は違う場合もあるものの、これと同じような状況は、現在の日本でも起こり得ます。
正確には要因や症状など多くの異なる部分があります(もっと厳密に書くと、主人公の母親の言動の方がより近いです)が、仕事上で似たような場面を見ることが結構あるので、実感できました。
このようなことが起こった場合、相手の考えを否定せずに、まずは何故そのような行動を起こすのかといったことなどを、理解しようとすることが大切だと思いました。

攻略対象と結ばれるエンディングは、難なくクリアすることができました。
それ以外の主人公の秘密に迫るエンディング(ED1、ED9、ED10)は、迎えるまでに時間がかかりました。制作者の方のブログにヒントが載っているので、最終的にはそれを見ながらコンプリートしました。

恋愛ものとしてであれば、ピアニストであるクライドというキャラクターのルートが最も好きです。
ヒロインを守ってくれる強さを感じられて、格好良かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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宵闇ノ影

15歳以上推奨・RPGツクールVX Ace製・ホラーADV・短編・
難易度普通・ED4種類(真ED1種類)

会社に閉じ込められた青年が、外に出ようとするという内容です。
途中で数人の人物と出会いながら、脱出を試みます。

キャラクターが机の引き出しを開けたときや鏡に近付いたときなどの動きが細かくて、手の込んだ作りになっていることがよくわかりました。

また、オブジェクトを調べたとき反応があることが多く、2回目以降は台詞が変わるものもあって、探索が楽しかったです。その中でも、主人公が誰かと一緒にいるときにソファーを調べたときの会話は、何度も試したくなりました。

見ていないイベントがあってもトゥルーエンドに辿り着くことはできました。しかし、全てのイベントを見た方が、ストーリーを理解しやすいように思いました。

登場人物全員に大切な役割があったところが特に好きだと感じました。その中でも主人公は、作中で誰からも愛されているというような表現があり、プレイを進めることで理由に納得できました。

コンプリートした後に余韻が残るようなゲームでした。

制作者の方のサイトはこちらです。攻略のヒントも載っています。

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