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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

女子トイレの殺人

ティラノスクリプト製・ノベル・現代日本もの・短編・
選択肢あり・難易度普通・ED8種類(真ED4種類)

女子トイレが大好きな少年が、公衆トイレで死体を発見するという内容です。
彼はその場に居合わせた人の中から、犯人を見つけ出そうとします。

事件現場の状況がイラスト付きで説明されるため、とっつきやすかったです。
また、メニューボタンがトイレットペーパーのイラストになっていたところに、こだわりを感じました。

選択肢によって、登場人物の設定が大きく変わります。
しかしながら、グッドエンドに繋がるルートはどれも、それまでに出ていた疑問点が解消される点が面白かったです。

説明書にはエンディングは7種類と書かれていましたが、実際にプレイするとバッドエンド4種類、グッドエンド4種類の計8種類ありました。
バッドエンドはNo.3、グッドエンドはNo.2とNo.4が特に好きです。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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電波電波カプリッチョ

吉里吉里製・ノベル・現代学園もの・長編・選択肢あり・
難易度普通・ED5種類(真ED2種類)

男子高校生が、夏休み明けから学校を休んでいるクラスメイトに、学校へ来てもらおうとするという内容です。
ヒロインはそのクラスメイトと幼馴染であるクラス委員長の2人で、メインのシナリオでは好感度によって、どちらかのルートに分かれます。

主人公は、いわゆる「中二病」や「電波」と呼ばれる性格です。
物語は彼の視点で語られるので、地の文でも突拍子もない言葉が出てくることが多く驚きましたが、勢いで読み進められました。
一方で、彼の言動には説得力のある場合もあり、賛同したくなる場面もいくつかありました。

メインシナリオに入る前は、メインキャラが仲良くしていてほのぼのとしていた印象を受けました。
メインシナリオに入った後は、シリアスな要素が出てきます。しかし、どちらのルートでも、敵を倒しヒロインを救うというはっきりとした目的があり、主人公に格好良さを感じました。

この作品は、「ふりーむ」で公開されています。

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夕暮れ叙事詩

RPGツクールMV製・ホラーADV・現代日本もの・短編・難易度普通・
ED1種類・一部ボイスあり

少年が偶然少女の死体を見つけ、彼女について調べることになるという内容です。
一部、敵から追いかけられる要素があります。

探索は目的がはっきりとしているところが嬉しかったです。
また、「フェイスチャット」と呼ばれる独自のシステムがあります。このシステムを使用できるタイミングで画面をクリックことで、キャラクターの会話を楽しむことができました。

作中では、物語の鍵となるものとして、ある小説が出てきます。
その小説の概要や評価が説明される場面で、実際に読んでみたいと思いました。文章自体は一部しか登場しませんが、クリアしたときは、希望通りになったような気持ちになりました。

このゲームは、「雨宿バス停留所」という作品と関連があります。
「雨宿バス停留所」については3種類あるエンディングのうちの1つしか回収できていないのですが、こちらを知っていると「夕暮れ叙事詩」の人間関係がより理解できるように感じました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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本当の願い事

12歳以上推奨・吉里吉里製・ノベル・現代学園もの・短編・
選択肢あり・難易度普通・ED5種類(真ED1種類)

男子高校生が、事情により図書委員の手伝いをすることになるという内容です。
そして彼は、学校に「願いが叶う本」があるという噂を耳にします。

はじめは、「願いが叶う本」そのものに興味を持ちました。
けれども読み進めることで、本以上に、登場人物の関係性が気になるようになりました。

条件を満たすことで読めるようになる、ヒロイン視点のシナリオが特に好きです。
男子主人公視点では語られなかったことが判明し、衝撃を受けました。選択肢が出てきた後、それまでヒロインの心情を誤解していたことがわかり、人の内面を読むことの難しさに対して、怖さを感じました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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薄闇地下室

LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

女子生徒が、知り合いからある手紙を受け取るという内容です。
夏休み最終日の出来事が描写された物語です。

登場人物の設定は、日本のどこかにいそうだと感じるものでした。
そのため、情景を思い浮かべやすかったです。

ダークな要素が含まれていますが、そこが惹きつけられる部分でもありました。
メイン2人が話し合って出した結論は、正しいものかどうか判断はできません。ただし、完全に否定することはできないように思いました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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