忍者ブログ

お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

右に人間、左には猫、私の耳に届く声

ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

女子高生がある事情により、猫を拾うことになるという内容です。
作品紹介ページの説明にも書いてありますが、「背景画像が語り部」となっています。

一般的なノベルとは少々異なる特徴がありますが、読み始めるとすぐに慣れました。
視点変更があったとき、誰の目線で語られている文章なのかが理解しやすかったです。

ストーリーは、登場人物それぞれの思惑が交錯している様子が印象的でした。その中でも、女子高生の内面の描写が、彼女らしさを表しているように思えたため特に好きです。
終盤は、心があたたかくなるようなものでした。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

拍手[1回]

PR

真冬の蛍

RPGツクールMV製・ホラー風ADV・現代日本もの・短編・難易度普通・ED1種類

男子高校生が、自分とよく似た人物を見かけるという内容です。彼は幼馴染と共にそれを追いかけて、ある屋敷に辿り着きます。
ホラー「風」でありストーリー重視のため、怖さは控えめです。

謎解きについては、作中にヒントが多く用意されていて、プレイしやすかったです。
特に、1番最初に出てくる暗証番号の入力の仕方が、ストーリーとも関連していて好みでした。

探索することで、屋敷の秘密を知ることができます。
屋敷の元住人が持っていた愛情や葛藤が伝わってきて、現実で同じような立場にいる人は辛いだろうなと思いました。
今までプレイしてきたゲームの影響もあってオチは早い段階で読めました。しかし、その上で感動できる作品でした。特に、終盤に出てくる一枚絵が印象に残りました。

謎解き関してもストーリーに関しても、幼馴染が頼りになりました。
また、登場人物の立ち絵に表情の変化が多く、中には伏線となっていたものがあった点も面白かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

拍手[0回]

クリスマスの話


↑イルミネーション

小さい頃、サンタクロースに対して、様々な疑問を持っていました。
1人で1日にプレゼントを配るのは無理ではないのか、えんとつのない家にはどうやって入るのか、クリスマス以外の日には何をしているのかなどです。
小学2年生の頃、こうした疑問すべての答えが書かれた絵本が、学校の教室に置いてありました(例を挙げると、最初の疑問に対する答えは「サンタクロースは1人ではありません。男の人もいますし、女の人もいます。子どもだっています」といったものでした)。
タイトルは忘れてしまいましたが、その本を読んでからは、サンタクロースが憧れの存在となりました。

しかし、どんなにサンタクロースが頑張っても、どんなに良い子にしていても、叶えることが難しい願い事もあります。薄々気付いてはいましたが、最近になってますます思い知らされました。
次回紹介するゲームをプレイしていただければ、この意味をわかっていただけるはずです。
とても良い子が出てくるゲームです。クリスマスはメインテーマではありませんが、少し関係はあります。

次回は24日に更新予定です。おすすめのゲームです(今までこのブログで感想を書いた作品も、おすすめではあります)。

拍手[0回]

1000文字勇者

RPGツクールVX Ace製・RPG・ファンタジー・短編・難易度普通・ED3種類+α

勇者が魔王を倒しに行くという内容です。
ただし、1000文字読むと爆発して、ゲームオーバーとなります。

普段RPGをプレイするときは全員に話しかけるタイプなので、このシステムは斬新でした。
何度もゲームオーバーになりましたが、台詞が面白いため面倒に感じませんでした。会話のレパートリーも多く、試行錯誤が楽しかったです。

エンディングはしっかりと見ることを推奨します。
そこに書かれていた文章を読んで、2周目もプレイしようと考えました。2周目ではできることが増えて嬉しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

拍手[0回]

ティラノスクリプト製・ノベル・短編・選択肢なし・ED1種類

画面上にいる女性に、「問いかける」ことでストーリーを進めるノベルです。
世界観は、読み進めることでわかります。

構造上、何も知らない状態でプレイしていると、女性と自分が会話をしているような臨場感がありました。
グラフィックや演出面にも力が入っていて、作品全体を楽しめました。

ラストシーンでの、真相の明かされ方が1番好きです。
また、オチを知った後に読み返すと、台詞の1つ1つに大切な理由があったことがわかりました。

制作者の方のサイトはこちらです。

拍手[1回]

Page:
Top:
お気に入りと自由帳

カレンダー

04 2025/05 06
S M T W T F S
2
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

リンク

カテゴリー

最新コメント

[04/21 Dreal広報担当]
[04/21 Dreal広報担当]
[02/14 なんこつ]
[02/14 なんこつ]
[02/03 たぬき]

最新記事

プロフィール

HN:
須戸
性別:
女性
自己紹介:
現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R

アクセス解析

Designed by 0x85ab.