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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

神様、最後にもう一度

BL要素あり・LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・短編・
選択肢あり・難易度低め・ED2種類(真ED1種類)

主人公が、中学を卒業して以降離れ離れにになっていた幼馴染と再会するという内容です。
しかし、幼馴染の姿は以前と比べて大きく変化しています。

2人の中学時代の思い出が語られるのは、後半からになります。
けれども、序盤の再会の場面の時点で主人公と同様に、驚くくらいの変わり具合だと思いました。

タイトルや説明文から察することができるかもしれませんが、悲しい要素のある作品です。
それだけに、幼馴染の笑顔が印象的でした。

また、マスコットなどの小道具の使われ方も好みでした。

制作者の方のサイトはこちらです。

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LOVELETTER

15禁・吉里吉里製・乙女ゲー・現代学園もの・短編・難易度普通・ED8種類・攻略対象2人

女子高生がクラスメイトから手紙を受け取ったものの、兄に奪われるという内容です。
近親要素があるため、苦手な方はご注意ください。

全体的に不穏な空気が漂っていて、怖いと思いながらも先が気になりました。
主人公が手紙を読むルートに辿り着くまでは、真相がわかりませんでした。真相を知った後だと、攻略対象の言動の意味が理解できるようになり、主人公へ対して持っている想いが伝わってきました。

特に好きなエンディングはED5です。シリアスなゲームの中で比較的明るいエンドなので、落ち着きました。
スチルはED2に出てくるものが印象に残りました。最後に見たエンディングだったということもあるのですが、主人公の表情を見たときに、一瞬プレイする手を止めました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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あやめもしらず

百合要素あり・NScripter製・ノベル・現代学園もの・長編・選択肢なし・ED1種類

女子高生が、1人の後輩に興味を持ち、仲良くなるという内容です。
現在入手できるものは、ボイスなしのフリー版と、1章が読めるボイスありの体験版のみのようです。

メインは主人公と後輩の恋愛関係となっていますが、その他の登場人物たちも、物語において重要な役割を持っています。
人と人との繋がりについて書かれていて、それが日々の生活の中で変化していく様子に興味を持ちました。作中で多少の問題は起こるものの、基本的に主人公は多くの人に愛されていて幸せそうだと思いました。

このノベルは、東京大学発の同人サークル「ノンリニアhttp://n-linear.org」の方々によって制作されています。
物語の舞台が東京で、電車に乗る場面などに細かい描写があるところに、特徴が現れているように感じました。

この作品の紹介ページはこちらです。

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グロー

BL要素あり・LiveMaker製・ノベル・現代学園もの・短編・選択肢なし・ED1種類

不良が生徒会長に勉強を教わることになるという内容です。
勉強場所は、生徒会長の自宅となります。

2人は正反対なタイプですが、それでも仲良くなっていくところが魅力的でした。
異なる性格だからこそ、相手の良さに気付きやすいのだろうと思いました。

主人公は生徒会長に対して、憧れを抱いています。
そのために見せる反応や、内面は乙女のようだと感じました。

一方、生徒会長については、主人公に対して常に優位な立場にいるようで、侮れないような気がしました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

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スピンガール!  海浜千葉高校競技ポールダンス部

神戸遥真・メディアワークス文庫・2017年

女子高生が、競技ポールダンス部を作り仲間と共に活動するという内容です。
その過程では、さまざまな課題が出てきます。しかし、主人公たちはそれらを解決するために努力します。

この本を読む前は、ポールダンスは大人向けのお店で行われるものというイメージを持っていました(テレビ番組で紹介されていて見たことがあるものは大会の映像だったにも関わらず)。
けれども、この小説に触れて、間違いだったと思い知りました。

あとがきに書かれていたのですが、作中に登場する「競技ポールダンス部」やそれに関連する大会は架空のものです。しかし、競技としてのポールダンス自体は実際に行われています。
物語の中では、実在のポールダンスを元に練習風景や技の名前、曲に合わせた構成の仕方などが丁寧に書かれていて、読んでいると1種のスポーツだという気持ちになりました。

また、特筆したいのが、登場人物の人間関係です。
主人公をはじめとする部員たちは、誰もが悩みを抱えています。それが原因で、衝突し合ったり、演技に影響が出たりします。
中には乗り越えるまでに時間のかかるものもありますが、少しずつ問題に向き合っていき、良い結果を残そうとするひたむきさに惚れました。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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