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お気に入りと自由帳

フリーゲームを中心に好きなものの感想を書いています。 ※探索系のゲームと区別がつきやすいように、文章を読んで進めるタイプのものはADVであっても基本的にはノベルとして扱っています(ただし、ツクール製の場合などまれに例外があります)。制作者名を表記して欲しいという要望があれば、教えて頂けると嬉しいです。コメント返信等に関する注意書きは「はじめに」カテゴリに載せています。

ある少女の人生讃歌

WOLF RPGエディター製・ノベル・現代・短編・選択肢なし・ED1種類

真夜中にビルの屋上にいる、1人の少女を中心とした物語です。
彼女に対して、何者かが声をかけます。

奇遇な出来事が描写されていて、タイトルにある「人生賛歌」という部分が強調されていたように感じました。
物語に合わせて変化していく背景が、心に訴えかけてくるようでした。

制作ツールの仕様上、マウスクリックではなくエンターキーを押すことで読み進められるものとなっています。また、セーブ・ロード機能はありません。
しかし、数分で終わる作品なので、不都合はないと思います。

制作者の方のサイトはこちらです。

2022年1月7日追記……現在、ゲームは公開停止されているようです。

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冒険者の手記タイピング

WOLF RPGエディター製・タイピングゲーム・ファンタジー・短編・難易度選択式・ED1種類

ある冒険者が手記を残すという内容です。
1つのステージに挑戦すると、次のステージが現れます。

このゲームは、RPGをプレイしたことのある方向けだと思います。
RPGの中で誰かによって書かれたメモが出てきた場合、いつ、どのようにして書かれたのだろうと疑問を持つことがたまにあります。この作品は、その答えとなる例が出てきて、かつ別のジャンルのゲームとしてストーリーを進めるものとなっているので、珍しさがありました。

問題文の上側に表示される日本語は語り手による表向きの文章、下側に表示され実際に入力することになるローマ字は本心の言葉となっています。
中盤に難しくなる場面はありますが、普通のタイピングゲームとは一線を画していて楽しかったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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白い笑顔

LiveMaker製・ノベル・現代日本もの・短編・選択肢なし・ED1種類

不良に絡まれていた少年が、1人の女性に助けられるという内容です。
その日をきっかけに、2人は関わりを持つことになります。

少年と女性の2人は、全く異なる境遇に置かれています。そのため、彼らが知り合う確率は、かなり低いものだったような気がします。
このような2人が関係を持ちしばらくの間一緒に過ごすことになるのは、奇跡だと思います。

2人の出会いをはじめとして、この物語がフィクションだと実感する場面はいくつかありました。
それでも、現実を受け止めることの大切さを説いてくれるような中身でした。終盤でヒロインが主人公に向けて発言するとある台詞が、おそらくこの作品のテーマになっているのだろうと考えました。

制作者の方のサイトはこちらです。

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レイニートレイン

LiveMaker製・乙女ゲー・現代日本もの・短編・難易度低め・ED2種類・攻略対象1人

女子生徒が雨の日の電車で、1人の少年に出会うという内容です。
現在公開されているバージョンには、初期に公開されていたものとは異なる部分がいくつかあります。

2人とも純心で、微笑ましい関係でした。くるくる変わる表情も愛しかったです。
また、もう1人重要人物が登場します。とても綺麗で存在感が強く、つい目が行ってしまいました。

この作品では、ある小説が物語の鍵を握っています。
架空のものですが、実際にあったら読んでみたいと思いました。

セーブやロードをするときに画面にある傘の絵が動くなどの演出も面白かったです。

制作者の方のサイトはこちらです。

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さよなら、白百合

12歳以上推奨・残酷描写あり・LiveMaker製・和風・中編・選択肢あり・
難易度やや高め・ED4種類(真ED1種類)

女学生が、中退した親友の家を訪れるという内容です。大正時代が舞台となっています。
後半には、画面をクリックして進める脱出ゲーム要素があります。

脱出ゲームパートは数か所あります。どれも途中で詰まってしまいました。
けれども、攻略のヒントが同梱されているので、それに頼ることでエンディングを迎えることができました。

ストーリーは、親友に隠された秘密を、主人公が知ることになるというものです。
序盤では、親友が容姿、性格ともに麗しいところに惹かれました。後半では、何故そのような人物になったのかが明かされ、周囲の人が与える影響の強さを感じました。
真相に関しては、ところどころに伏線が張ってあり、わかりやすいものでしたが、そのおかげで結末に期待できました。

学校の制度や登場人物の家族関係など、大正時代ならではの描写が多くありました。
今までは考えたこともなかったのですが、当時には現代以上の努力や苦労があったということを学びました。

この作品は、「ふりーむ!」で公開されています。

2018年6月4日追記……現在公開されているバージョンは、作中のヒントが初期のものより増えているようです。

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現代日本を舞台とした創作物が特に好きです。

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